明治安田生命J1リーグ第10節、日産スタジアムは好天気に恵まれた。
連休初日とあって、場外でも楽しい企画を用意、こどもたちを楽しませたようだ。
おとなもビールがうまい。
観客も、今季初の3万人超えとなった。
マリノスの対戦相手は名古屋、現在2位と好調の強敵だ。
今季、ぐっと精悍になったマリノス君。
動きも格好良くなった。
マリノスの先発メンバーは、
GK一森、DF松原、畠中、角田、永戸、
MF喜田、渡辺、マルコスジュニオール、
FW水沼、アンデルソンロペス、エウベル。
今日は、レフェリー陣3人を務めるのが全員女性という記念すべき試合になった。
主審は山下さんだ。
15時キックオフ。
風の関係か、前半はマリノスが向こう側からこちら側に攻めてくることになった。
ゴール裏スタンドでは、バックスタンドからメインスタンド側への強い風を感じていたが、ピッチ縦方向にも吹いていたのかも知れない。
ユンカー選手を欠く名古屋だが、前線から厳しくチェックをかけてきて、マリノスの勢いは、開始数分で止められ、なかなか前に出てこられない。
ビルドアップもなかなかうまくいかず、かなり押される展開になった。
試合が進むにつれ、一森やDFラインの奮闘で、ピンチも失点は許さなかったのだが、41分に先制ゴールを奪われてしまった。
名古屋の猛攻を凌ぎ、マリノスの攻撃が旨く行きかけてきた時間帯だったので、これは残念だった。
前半は0対1で終了。
後半、風の影響もあったのか、マリノスが前に出るようになってきた。
それでも、なかなか攻め切れないが、マリノスはあくまでマリノスのやりかたを貫きとおす。
松原健が豪快なミドルシュートを放つが、今季2ゴール目はならず。
マルコスジュニオール、水沼に代えて、西村、ヤンマテウス、松原に代えて山根を投入、攻勢を強めていく。
そして、待望の同点ゴールは、喜田キャプテンが決めた。
盛り上がるスタンド、エウベル、ジョエルも投入して勝ち越しに出るが、名古屋もしぶとい。
最後まで攻め切ることはできず、1対1の引き分けになった。
率直に言って、名古屋は調子がよさそうだったし、強かった。
その名古屋に、好調とは言い切れない状態で引き分けたマリノスは、やっぱり強い。