2022明治安田生命J1リーグも残り2節。
マリノスは、2位川崎と勝ち点2差で首位に付けている。
最近の連敗は気になるが、今日立て直せるか、いや立て直しているだろう。
快晴の日産スタジアムには、多くの観客が詰めかける。
素晴らしい試合を見せてほしい。
今日対戦する浦和には、アウェイの試合では前半の3対0から後半に追いつかれた。
しかし、逆に油断なく戦うことができるだろう。
マリノスの先発メンバーは、
GK高丘、DF小池龍太、岩田、エドゥアルド、永戸、
MF喜田、渡辺、西村、
FW水沼、アンデルソンロペス、エウベル。
キックオフは15時。
マリノスがボールを支配するが、浦和もしっかり反撃してきて、むしろ行けると思った部分はある。
この攻防なら、マリノスの選手は、必ずゴールを決めて、勝つことができるはずだ。
そして、先制ゴールは17分、水沼が右から切り込むと早いタイミングで果敢にシュート、相手に当たったボールを、逆サイドのエウベルが決めた。
これでほっとしたが、マリノスは気迫の攻めを続ける。
37分、CKで揚げたボールがファーサイドへ、ミスキックかと思ったが、ここからエウベルがドリブル開始、GKが弾いたところをアンデルソンロペスが詰めた。
前半を2対0で終了、しかし前回対戦のことがあるから、少しも油断はできない。
後半も、マリノスが開始早々から押し込み、試合の主導権を渡さない。
57分、渡辺が奪ったボールがエウベルに繫がれ、エウベルがドリブルで持ち込み、タイミングを外したシュートを決めて3対0となった。
強いマリノスが帰ってきた。
さらに65CKのボールをエドゥアルドが頭で後方へ流し、それをアンデルソンロペスがヘッドで決めた。
待望のセットプレーからのゴールだ。
直後に1失点、勝負はともかく嫌な流れになったが、落ち着いてペースを取り戻し、このまま4対1で勝利した。
誰も騒いでないから、川崎は勝ったのだろうと思っていると、DJの光邦さんから、優勝は決まらなかった旨のアナウンスがあった。
タイトルの行方は最終戦に持ち越しとなった。
だが、今日のヒーロー、エウベルが、必ずタイトルを持ち帰るから安心してほしいと言ってくれた。
ホーム最終戦のセレモニーは、場内暗転からレーザー光線が飛び交うど派手演出、選手が背番号順にひとりずつ登場した。
三ッ沢の時からは考えられないショーアップぶりだな。
マスカット監督と喜田キャプテンの力強い言葉が聞けた。
しかし、まだ戦いは終わっていない。
すべては最終節だ。