見た目はブドウのよう
散歩の途中、川べりでふと目をやると、
まるでブドウのように房になった実をつけた植物が咲いていました。
黒紫色に熟した実はつやつやと輝き、ちょっとおいしそうにも見えます。
興味をひかれて、スマホで写真を撮っておきました。
実は「毒草」?!
この植物の名前は ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡/Phytolacca americana)。
北アメリカ原産の帰化植物で、日本では道端や川辺にごく普通に見られるとのこと。
一見してブドウのような実をつけていますが、毒を持つ植物なので注意が必要です。
特に「根」と「未熟な実」は毒性が強く、
誤って食べると嘔吐や下痢、
場合によっては中毒症状を引き起こす危険がある、ということです。
人間だけでなく哺乳類である犬や猫などのペットにもリスクがあるので注意が必要です。
見ただけではわかりませんね。
もしキツネがこの実を見つけたら、どうするでしょう。
きっと匂いや味で「これは食べ物ではない」と気づくはずです。
本能であったり、親キツネから教えられたり。
そうだと良いな……
ところで、鳥はこの実を食べて大丈夫なのだそうです。
果肉を食べて、消化されずに残った種を遠くに運ぶことで
「ヨウシュヤマゴボウ」の子孫繁栄?に力を貸しているというわけですね。
毒性があることは、注意しなくてはならないけれど
もしかしたら、「食べられる植物」のほうが希少なのかな…
などと考えました。
どうでしょうか。
涼しくなってきて、外を歩くのも気持ちが良い季節、
植物や空を眺めながら、散歩を楽しもうと思います!
今度は「ぬい撮り」にチャレンジしようかな ![]()
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