皆さんがカナダでの生活を始めた際、最も大変だったことは何ですか?
多くの方がカナダに到着して最も苦労した点として、時差を挙げています。
地域によって日本との時差は13時間から17時間に及ぶため、入国当初は昼夜が逆転した生活に疲れを感じることが多いです。また、日本にいる家族や友人と連絡を取る際にも、不便さを感じることがよくあります。
しかし、カナダにおける時差は、必ずしもカナダと日本だけの問題ではありません。カナダのように広大な領土を持つ国では、同じ国内でも地域ごとに時差が生じます。日本は国内に時差がない国であるため、最初は混乱するかもしれません。
皆さんの不便を解消するために、今日はカナダの東部、中部、西部をそれぞれ代表する都市の間で発生する時差を、日本との比較を基準にして見ていきます!
※ ちなみに、日本は日本標準時(JST、UTC+9)を使用しています。
カナダの都市別時差
カナダ東部の「ハリファックス」
カナダ東部のノバスコシア州の州都であるハリファックスは、カナダでは珍しく大西洋に面した港町です。「ハリフォニア」というニックネームが付けられるほど、夏には海水浴やサーフィンが楽しめる穏やかな環境が魅力で、多くの観光客が訪れます。
使用時間:大西洋標準時(AST)
日本との時差:-13時間
サマータイム適用:-12時間
カナダ中部の「トロント」
オンタリオ州の州都であり、カナダ最大の都市であるトロントは、カナダの経済、社会、文化、教育の中心地といっても過言ではありません。トロントとその周辺の衛星都市を含む「ゴールデンホースシュー(Golden Horseshoe)」地域には、カナダの人口の約4分の1が生活しています。
使用時間:東部標準時間(EST)
日本との時差:-14時間
サマータイム適用:-13時間
カナダ西部「バンクーバー」
カナダ西部のブリティッシュコロンビア(略称、「BC」)州に位置する最大の都市、バンクーバー市とその周辺地域を統括する「メトロバンクーバー」の人口は、トロントとモントリオールに次いでカナダで3番目に多いです。太平洋側に位置しており、「カナダは寒い国」という固定観念を覆すほど、穏やかな気候が特徴です。
使用時間:太平洋標準時(PST)
日本との時差:-17時間
サマータイム適用:-16時間
サマータイムとは?
サマータイム(Summer time, ST)とは、夏季に国家標準時を通常より1時間早める制度を指します。時間を早めるということは、従来の時間に1時間を加えることを意味し、例えば従来の時間が8時であれば、サマータイムを実施した後は9時と表記されることになります。この制度により、一日を1時間早く始めることになります。
カナダではほとんどの州がサマータイムを実施していますが、サスカチュワン州ではサマータイムを導入していません。しかし、サスカチュワン州の場合、本来はUTC-7時間帯を使用すべきところ、UTC-6時間帯を採用しているため、実質的には1年中サマータイムであると言えるでしょう。
日本では、1948年から1951年にかけてサマータイムが実施されました。しかし、1952年以降は廃止されており、現在に至るまでサマータイムの導入は行われていません。
サマータイム期間中は、時計や携帯電話、コンピューターなど、時間を表示するすべての機器を1時間繰り上げる必要があります。しかし、携帯電話やコンピューターのような電子機器には、サマータイムを自動的に適用する機能が設定されている場合があり、その場合は自動的に時間が調整されます。
今日は、カナダで生活するために必ず知っておくべき知識であるカナダ国内の様々な時間帯についてご紹介しました。
カナダと日本は地球の反対側に位置しているため、半日以上の時差が生じます。日本にいる知人と連絡を取りながら、返事の遅さにイライラした経験がある方も多いのではないでしょうか。また、現在日本には導入されていないサマータイムがカナダには存在しており、さらに混乱を招くこともあります。この記事の内容が、皆さんの日常生活に少しでも役立つことができれば嬉しいです。





