『四月物語』
監督 岩井俊二
出演 松たか子 ほか
67分
1998年 日本
東京の大学に通うために、北海道から上京してきた主人公(=松たか子)が、
東京で出会う様々な出来事に
戸惑い、魅力を感じ、
毎日を過ごしてゆく。
この、全く新しい環境に放り出される春の、四月の感触が
なんとも味わい深く、等身大に描かれていて非常に好感が持てる。
新しい大学、はじめてのサークル活動など、
自分にも経験のある「春の香り」がそこここに散りばめられていて
観ているとなんだか心が切なくも、ほかほかしてくる。
映像が美しく、もう、とにかく引き込まれてしまう。
いいです。短いのでさくっと観ることが出来て、
しかも元気が出る。
おすすめ。