12/13 ガスもトイレもないソウルのタルトンネ・弘済ケミマウル散策 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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全州にひとめぼれし、大邱に恋い焦がれるビョンが、
大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
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今回は、特定の地方の街の話ではなく、

韓国地方旅に出かけるための動線づくりに必要な情報、

リアルな旅のスケジュール組み立て術をお話いたします

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12月の韓旅レポ(12/12~16)

コチラの記事↓のつづきです

 

  2日目

朝食は、乙支路のイェジ食堂

入ってすぐ左手のおひとり様席でスンドゥブチゲ(8,000ウォン)をいただきました。

マウルバスで移動。

車窓から見える風景はレトロ感あり。
到着したのは弘済ケミマウル
遠くには北漢山(プッカンサン)が見えます。

ご覧の通り、かなり急傾斜の坂道にある村で、
マウルバスが唯一の村人の交通の足となっています。1
朝鮮戦争後、住まいを失った人々がテントを張って暮らし始めたため、
当初は「インディアン村」と呼ばれていたそうです。

その後、斜面に無許可で建てたバラックにとって変わったりました。

住民たちが一生懸命働くことから、1983年から「ケミマウル(蟻村)」と呼ばれ始めました。

マウルバスの終点近くに公衆トイレがありましたが、

自宅にトイレがない住民たちが利用しているそうです。

リュ・スンリョン主演の映画『七番房の奇跡』の撮影も行われました。
 

道路の表面に見える縦の線は、融雪のためのもの。

住民の中心が高齢者であるこの村に、
2009年に美術を専攻する大学生が壁画を描いたことで、
「ソウルのトンピランマウル」(慶南・統営にある壁画村の名前)と呼ばれるようになり、
注目されるようになりました。
村の街燈にはソーラーパネルが設置されていました。
ケミマウルにある134棟の建物の内、133棟が無許可なため(所有者は367名)、
都市ガスが敷設されておらず、
現在でも、暖房や炊事などに練炭を利用しています。
今年の12/1に火災保険会社が12,000個の練炭を村に寄贈したというネットニュースを見ました。
再開発に賛成の声もあれば、ケミマウルを文化特区として保護しなければならない

という意見が拮抗しているため、開発が難しいそうです。

雑貨店のように見えますが、看板の文字が解読できません(苦笑)

急坂に面して建つヴィラ
坂の途中にある仁王中学校
周辺の高層マンションも、「いまどき」のものではなく年代を感じます。
店舗が道路からかなり奥まっていて、
営業しているのかどうか道路からは良く見えませんでした。
動物美容室前に猫2匹
このあたりでケミマウルは終了。
鉛筆弘済ケミマウル(흥제 개미마을)
 住所 ソウル特別市西大門区弘済洞(서울 서대문구 홍제동)
弘済駅へと向かう途中に出会ったレトロなアパート

ガスの検針器

駅に近づくと、再開発地域には今時の高層マンションが。
弘済は、旧と新のギャップが面白い街でした。
 
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