名鉄観光サービス主催
小暮真琴 プロデュースツアー
美食の街・全羅南道の渓谷と海を楽しむ
3日目（10/23）後半
木浦⇒海南(ﾍﾅﾑ）へ移動。
大韓仏教曹渓宗22教区の本社・頭輪山大興寺(ﾃﾌﾝｻ）を参拝いただきました。
文化解説士の上野晴美先生から詳しく説明いただきました。
「仏陀に向かう心は、禅も経も同じだ」と説いた西山(ｿｻﾝ）大師。
のちに、文禄・慶長の役のときに大きな功績を残しました。
一柱門
西山(ｿｻﾝ）大師が（現 北朝鮮の）妙香山で亡くなる間際に、
「頭輪山は火・水・風３つの災いがなく、法を広めるには適地である。
自分の衣鉢（いはつ）をそこにおさめよ」と遺言を残したそうです。
一般の寺にある四天王門がない理由は、代わりに周囲の山が寺を守ってくれているから。
こちらは解脱門。
頭を右に横たわる仏の姿と言われる頭輪山の峰。
8つの峰に囲まれた大興寺は、北院・南原・別院とに分かれています。
北院（解脱門から見て左側）の入口にあたる枕渓楼
この寺の本殿である大雄寶殿が見えてきます
釈迦如来を中心に、薬師如来・阿弥陀如来が祀られています。
皆様、熱心に韓国式にお詣りします。
お釈迦様の仏舎利が奉納されている三層石塔。
2本の木の根が一体化した連理の根
過去・現在・未来のどこにでも仏がいるという意味で
千体の仏様を祀っている千仏楼
3回拝めば3千回お詣りしたことになるとのこと。
この寺から輩出された13人の僧侶のひとり草衣(ﾁｮｳｨ）禅師により、
大興寺は韓国の茶文化の聖地として位置づけられるようになりました。
西山(ｿｻﾝ）大師、他2名の位牌が祀られている表忠祠
朝鮮王朝第22代王・正祖（イ・サン）から賜った扁額だという話に、歴女のお客様は大興奮(笑)
良い気をたくさんいただき、ご満悦のご一行様。
ウナさんが買ってくれた蓮の葉と桑の顆粒が入った飴。
ナッツ入りで美味しかったです。
黄金色に輝く広大な田園を眺めながら
最後の見学地 海倉(ﾍﾁｬﾝ）酒造場へ
1927年に群馬県生まれ日本人によって建てられた日本家屋です。
2008年からは4代目のオ・ビョンインご夫婦が経営。
お庭を見学した後、お楽しみのマッコリの試飲です。
もち米とうるち米で作られた無添加マッコリ ヘチャン。
飲食店にしか卸していないという15度のヘチャン（定価はなんと11万ｳｫﾝ）と、
私が大好きな6度を試飲させていただきました。
もち米の香りと優しい甘みがたまりません。
飲んでも飲んでもサジャンニムがカップに注いでくださるので、かなり飲んでしまいました（苦笑）
来年、こちらの米倉庫を使って
新たなプロジェクトを始める予定とのこと。
楽しいお話と大量のマッコリの試飲、ありがとうございました。
夕食は、酒幕食堂で海南8味のひとつであるサワラのお刺身とメウンタン。
脂ノリノリの旬のサワラ
味噌とニンニク、万能ねぎのソースに浸けるという初めての食べ方がお客様に大好評。
このツアーでのグルメ ベスト１でした。
海苔で巻くのもアリ！
パンチャンに出たアワビすらも霞んでしまうほど、サワラのインパクトが大きくて！
サワラのアラで作ったメウンタンも、もちろん最高！
スープで飲むヘチャンマッコリや焼酎が最高でした。
今回ツアーに参加できなかったお客様から「差し入れをしたい」とのお声をいただき、
海南の特産品であるサツマイモを使ったさつまいもパンを。
お心遣いをありがとうございます。
宿泊は、お隣の康津(ｶﾝｼﾞﾝ）に今年の春オープンしたばかりの
The One Business Hotel
LGのスタイラー、バスタブあり。
2次会はホテルの2階のスペースを利用させていただき、
各自飲み物＆おつまみを持参でサクッと。
何故かご馳走になったスナックの写真しかありません（爆）
大邱の旅行社 Arangが製作したツアー3日目の映像
ブログランキングに参加中
お時間のある時に、2つのバナーをポチッとしていただけると嬉しいです
