康熙奉先生の「新版知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物」
をはじめとした 韓国時代劇三部作 の影響もあり、あっという間に完走した
「100日の郎君様」は、心に染みる良い作品でした。
ド・ギョンス演じるウォンドゥクが、記憶を失っても高貴な(高飛車なw)
立ち居振る舞いを忘れておらず、何かにつけて「不快だ(불편하다)」
を乱発するところが面白い。
ナム・ジヒョン演じるホンシムがとにかくかわいい!
そりゃあウォンドゥクが惚れてしまうのも頷ける。
悉く仙道敦子に見えてしまったのは、私だけ?w
世子嬪役のハン・ソヒは、直前に観終えた「マイネーム 偽りと復讐」
のストイックなイメージとは全く異なり、その対比も興味深かったです。
星州村に派遣されたジェユン(キム・ソノ)、漢城府の役人(令官)
のソンド(アン・ソクファン)、地方の役人のボクン(イ・ジュニョク)の
3人の立場が入れ替わったりするところも笑えた。
星州村が映るたびに、順天にある楽安邑城民俗村を俯瞰で見る
構図が登場し、ちょっと萌えた。
それにしても朝鮮時代の王族は、常に暗殺されるやもしれない
という恐怖におびえ、誰が真の味方なのかを見抜かなければならず、
気の休まる暇はなかったのだろうと、強く思いました。
*画像はお借りしました。