9/19 ソウルに残る昭和を訪ねて①三角地にある築43年の古アパートと日本式建物 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
全州にひとめぼれし、大邱に恋い焦がれるビョンが、
大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

9月の渡韓レポ(旌善(チョンソン)・ソウル・大邱)3日目、ソウルでのお話です。


ソウル在住の近代建築と街歩きの達人 マチノさん。

ご自身の探索の記録を韓国アート散歩 というブログにアップなさっています。

そんなマチノさんからソウルの街歩きに同行してくださる=マチノアルキするってお話がでたんですが、結局諸般の事情により実現せず。

折角なのでマチノさんが送ってくださった地図を元に、街歩き大好きなブログ友達jinsunmiさん と"エセ マチノアルキ"(笑)することにしました。


朝9時に三角地駅に集合。

三角地って面白い地名ですよね。

地名の由来には諸説あるようですが、昔この辺りの道路が漢江、梨泰院、ソウル駅など三股に分かれていたので三角地と呼ばれたのだそうです。

1番出口を出て直進し右へ入る路地を鋭角に曲がると、いきなり味わい深い建物が。

明らかに日本統治時代の店舗付き住宅と思われます。


その左手の路地に入ってみました。
テグタンの店の2階は「三角スタジオ」という写真館。看板ずれ落ちてますが(笑)

三角地といえばテグタン(鱈鍋)が有名ですが、この路地が三角地テグタン通りでした。

「元祖」を自称する店が何軒も軒を連ねているところが韓国らしい(笑)

鍾閣大根の下処理をするアジュンマは快く写真撮影に応じてくださいました。

笑顔がステキです。



メイン通りに戻って。


次の路地へ。

網に目にヘタ部分を差し込んで放射線状にきれいに並べられた唐辛子。

せっかちな私には絶対こんなことできない!(汗)

ふと振り返ると左奥に見えてきた古いアパートこそ、

マチノアルキの第1ポイントとなる三角マンション(삼각맨숀)でした。

1972年に建てられた柱状複合型アパートで韓国のマンション・アパートの中で2番目に古いそうです。

モルタルが剥がれたり壁面のあちらこちらに補修の痕跡が見受けられますね。


三角マンションの前には、何気なく日本式家屋が残されていました。



マチノさんのブログで三角アパートの裏側に日本統治時代の木造倉庫があることを知り、一目姿が見たいと思い三角アパートのある一角の南側路地を捜索したところ、有刺鉄線越しに覗ける地点を発見しました(笑)

参考記事によれば、京城電気株式会社が運営していたガス会社(日韓瓦斯会社)の倉庫だったそうです。

南側道路からは屋根を覗かせる倉庫。


ガンダム?

この周辺には結構立派な日本式家屋が多く残っていました。

日本統治時代には企業の重役が住んでいたのかもしれません。

↑こちらは既に廃墟となった↓だだっぴろーい庭のある家。





ビルの谷間に南山タワーが見えます。

あちこち歩き回っていたら道に迷ったの図(笑)

元の道に復帰するルートを模索中に、またいい路地見つけちゃった~(笑)

1926年完工した間組(간조)京城支店社屋
この日は土曜日だったので門が閉まっていましたが、参考記事によれば内部に建築年度と施工者の名前のプレートがあるそうです。

エントランス上部のデザインや側面のアーチ形窓の下にあるひし形ラーメンどんぶりマークがポイント目を惹きますね。

この時点で11時。

エセ マチノアルキはまだまだつづきま~す!


長音記号2散策ルート

こちらの記事を参考にさせていただきました→ 


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