昨年1年も大変にお世話になった芸茶院(イェダウォン) のヒョンブ&オンニを、夕食にご招待しました。
11月の散策中に見つけたポンイペ チョンガネ(뽕잎애 정가네)。
店名の後ろに書かれた삼색칼국수(3色カルククス)が気になりまして(笑)
牛シャブの〆に、3色カルククスが出るなんて、パラダイスではないですか!
期待を胸に入店しました。
店名の뽕잎は桑の葉のこと。
昔から治療薬として用いられていたそうで、こちらのお店では貴重な国産桑の葉のみを使用しているそうです。
オーダーしたのは、一番上のきのこシャブシャブ(1人前7千ウォンで、2人前以上注文可)
牛肉+きのこ+野菜+3色カルグクス+マンドゥ(韓国餃子)・・・こんなに付いて、7千ウォンなんて夢のようだわ。
他にも、アヒル料理もやっています。
ランチタイムのアヒルの燻製定食(7千ウォン)が、超気になります。
夏限定ではありますが、参鶏湯やカルグクスなど、おひとり様用メニューまで準備されています。
ジャジャジャジャーン!
どんこのように厚みのある椎茸、ヒラタケ、えのきだけ。
チンゲン菜に、春を先取りするナズナとセリといった野菜がたっぷり。
まずは、きのこと野菜を入れて、スープに甘みを出します。
次いで、牛肉投入。
牛肉は残念ながら韓牛ではなく豪州産ですが、清潔な自然環境の中で、厳格な品質管理者とに育てられた牛の肉だそうです。
韓国のシャブシャブは、日本のようにお肉をスープの中でシャブシャブせず、全部鍋の中に突っ込んじゃう、シャブシャブもどきなんですよね(笑)
そのまま頂いても美味しいんですが、酢の効いた醤油ベースのソースに浸けながらいただくと、更に美味しくいくらでも入っちゃう。
これ、辛い食事に胃が疲れた時にぴったりだわ!
からし菜のキムチ、鐘閣大根のキムチ、トンチミ・・・と、パンチャンもどれも美味しくて、おかわりしましたよ。
ここでカルグクスが登場したんですが、3色ではなく、なぜか桑の葉を練り込んだ1色のみ。
「3色じゃないんですか?」って確認してみたところ、奥様いわく、「3色を100gずつ出していたんだけど、全部作るのが大変なので」
おいおいっ!
それじゃあメニューや看板、訂正しておいてよ~~~っ!
絵面的には、鮮やかな3色のククスが並んだ写真がほしかったのよ(笑)
でも、この桑の実カルグクスが、喉越しが良くて美味しかったので、満足。
これで終わりだと思っていたら、キムチとセリが載ったご飯が登場。
最初は、スープの残りを含んだ雑炊風だった んですが、段々水分が飛んできて、ヌルンジに変身。
ヒョンブが、まるでもんじゃ焼きを作る時みたいに、なべ底にへばりついたおこげをスプーンでゴシゴシこそげ落としてくれました。
この香ばしさ、溜まりません。
こういったタイプの鍋じゃないと、できないおこげなんですって。
一粒も余すことなく、おこげご飯も完食しました。
てきぱきとよく働く仲良しな社長ご夫妻。
満足度120%のお店でした。
次回来店するときには、是非とも3色カルグクスを用意しておいてくださいね(笑)
ポンイペ チョンガネ(뽕잎애 정가네)
住所 全州市完山区 中央洞4街40-2(전북 전주시 완산구 중앙동4가40-2)
電話番号 063-288-7892
営業時間 10~21時
不定休