5月の全州 2日目のつづき。
慶基殿
の東側を通る慶基殿通りを北へ行ったところに、可愛い焼き菓子を売っているお店を発見しました。
なんと、韓屋の形をした人形焼みたいなお菓子。
その名も韓屋(ハノク)パン(한옥빵)。
前にもご紹介しましたが、韓国ではケーキや饅頭みたいなお菓子のことも「パン(빵)」って呼びます。
皮には米粉を使っていて、中身はコグマ(さつまいも)のあんこが入っていると書いてありました。
翌朝は、訳あって重たい朝食を摂ることができない予定だったので、「これならちょうどいいかも~」と思い、買ってみることにしました。
なんともキュートなデザインのお菓子なので、若いおねーさんが販売しているのかと思ったら、出てきた店員さんは二人ともおばあちゃん。
その時は気づきませんでしたが、改めて写真を見たところ、看板には、「全州孝子(ヒョジャ)シニアグループ」とか「働く103歳 健康な孝子シニア」、「全州韓屋村の思い出とお年寄りの真心を込めた韓屋パン」と書いてあります。
全羅北道や全州市のロゴとともに、老人事業全権機関という文字も見えるので、全州市内にある孝子洞(ヒョジャドン)という街の元気なおばーちゃんたちの働く場として、道や市が援助しているお店かもしれません。
私が訪ねたときには焼きあがったものしかなかったので、韓国の方のブログから製造行程の写真をお借りしました。
ビニール袋に入ったものと、ケースに並べられたものがあったので、何が違うのかとジーッと見つめていると、「パンとクッキー、どちらにしますか?」と。
形が同じなので、見分けが付かなかったわ。
韓屋パンは、5個で確か3千ウォンだったかと。
ちょっと記憶が曖昧です。
ホテルに戻って、1つ食べてみたところ、皮がモッチモチ。
中のさつま芋餡は甘さ控えめで、素朴ながらとても美味しく、おばーちゃんたちの真心が伝わってきました。
ちなみに、翌朝残りをいただこうとしたところ、皮が硬くなっちゃって、殆ど中身だけしか食べられませんでした。
おばーちゃんの真心は、賞味期限が短いみたいです(苦笑)。
教訓: 韓屋パン、買ったその日に食べましょう。
お粗末
韓屋(ハノク)パン(한옥빵)
電話番号 063-283-8892
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