交際、結婚、出産。
このいずれもが、男女双方がいて成り立つものです。
ところが、現代の晩婚化に対して、「魅力的な男性が少なくなった」とする論調を、あちこちで見かけます。
「男性批判さえしておけば、支持を得られる」という、コメンテーターの偏った思考からなのでしょうが、
女性の魅力が低下していることも、事実なのではないでしょうか。
男性の草食化(?)に関することだってそうです。
魅力的な女性がいないから、男性はその女性たちに惹かれないことも、ひとつの要因であるはずです。
誰も、魅力のない女性に好意を抱く男性など存在しません。
それなのに、一方的に男性だけが魅力がない、草食化したなどと、男性だけをやり玉に上げる風潮が、現代社会にあるのが事実です。
また、男性が女性に対して積極的に行動を起こすと、
女性が「気分的に少しでも不愉快に思ったら」、簡単に男性を訴えることができる法律が、現代にはあります。
これは、女性たちが望んでできた法律のはずです。
言うまでもなく、犯罪はいけませんが、言いかえれば、誰だって犯罪者になりたくないのです。
自らガードを張っておいて、「男性の草食化」などと言うのは、あまりにも本末転倒な気がします。
男性が積極的になれば、訴えられるリスクが高まり、自衛のために関わらないでいると、草食だと揶揄される。
一体、男性はどうすれば良いのでしょうか?
幸いにも、私には誇るべき彼女がいます。
お互い、つまり男性の立場も女性の立場もしっかりと理解してくれる、社会を広い目で見ることのできる彼女です。
男性の気持ちや立場をわかってくれるからこそ、彼女の少しわがままな部分も受け入れてあげる気持ちが芽生えます。
つまり何を言いたいかと言うと、男性のことは放っておいて、女性だけを持ち上げるのは不公平極まりないということです。
広く現代社会だってそうでしょう。
女性優遇、女性限定、女性のための○○、そして、各メディアなどの媒体を中心とした、男性批判、女性擁護。
女性だけを棚に上げて、男性を一方的に批判する現代社会は、明らかに不公平かつ間違っていると思います。
私は、女性にやさしい社会に、一切反対していません。
女性だけにやさしい社会に、反対しているのです。
男性の立場は? 男性の人権は? これを置き去りにしている現代社会は、いつ正されるのでしょうか。