むかーしむかし。
1900年代後半。Windows95の発売から一気に駆け上ってきたIT業界。

いや、元々あったんですよ?
一度くらい見たことありませんか?
黒い画面に緑の文字。
黒い画面に白い文字。

むかしはあんなものしか作れなかったのです。
しかし、当時はあれでもすごかったのです。

Windows95の何がすごかったとかを書くつもりはないです。信者でもないので(^_^;)
ただ、時代として、それを支える背景があったのは事実だと思います。

例えば、パソコンの価格が一気に安くなり、インフラが整備されてきました。

Windows98頃にはヤマダ電気が10万円を切ったパソコンを発売したのはインパクトが強かったですね。

また、フレッツADSLなどのネット回線が使い放題かつ、早い、というのはインフラの整備の賜物でしょう。

昔はテレホーダイと呼ばれる電話かけ放題が23時からでしたから、それまで有料で使うか、23時を待ってインターネットを使うという。
もちろん、みんな一斉に使うので繋がらない(笑)

懐かしいですね。


そして、世間ではミレミアムと呼ばれる2000年代に突入することになります。

そこでIT業界には一つの問題がありました。
いわゆる2000年問題です。

さて、ここで起こる2000年問題とはどんなものか。
当時のシステムでは、管理を西暦の下二桁で管理していました。
つまり、95=1995年、99=1999年となっていました。(頭に19、を足すだけでした。)
そのため、99の次の数字00は1900年と解釈され、時間が巻き戻るおかしな自体となるのがわかっていたのです。

そのため、各システムは西暦を4桁管理とするなどの対応に追われました。

ミレニアム、懐かしいですね。(笑)


そして、時間は経過し、Windowsも進化しました。
がここで497日問題という、Windows限定の問題が発生します。

これは起動したまま、497日を経過すると、動的ポートが解放されなくなり、いつかはポートが枯渇するという問題です。(もちろん、すでに解消されるプログラムが公開、配布されています。)

でも、よくよく考えてください。
497日って、一年以上ですよ?
そんなに起動したままとかメンテナンスどうしてるんだと、、、
セキュリティの問題もあるよね。。。

まぁ、良くも悪くも問題を提起した、バグだったなと。。。(笑)

ではまた。