楽しみだった作品を観てきました。


おじいちゃんのお話です

ハロルドフライまさかの旅立ち


何となく

予告を見ていると

温和で寡黙なおじいちゃん

まさかの徒歩旅行🚶

みたいな作品かなと、思っていたのですが


私の予見は

見事に外れました。



とても哀しく、深く、

ハロルドの人生は

とても悲哀に満ちていて


そしてそこにあらがう事もせずに

生きてきてしまった。



共に哀しみを痛みを共有するはずの

妻とは、同じほどに暗くて深い哀しみが

押し寄せ過ぎて

寄り添えなくなっていた。


そんな時に

全てを赦し、受け入れ、

癒そうとしてくれた友人が

死の淵にある事を知る。


今度こそ

自分を救おうとしてくれた友人に報いたい

救いたい



その一心で歩き始めたのに、、



歩く度に自分の深い苦しみや哀しみを

思い出す。



何故か一緒に歩きたがる人々



歩く間のあれこれ



全体的には

そんなに強烈で刺激が強い訳ではないのだけれど


そんな中に


ハロルドが抱える哀しみと罪悪感の

根本となるシーンが


サラッと現れたときは

心臓が潰れそうでした。



優しくて、穏やかで

安穏と暮らしている人にも

色んな過去がある


いや、

辛さや哀しさ、無念や挫折

沢山味わった人ほど

優しくて強いのかもしれない


普通である事

日常である事

平穏である事は

本当に絶妙なバランスの元に

成り立っている奇跡なのだと


改めてつくづくと

考えさせられた作品でした。


人を好きという事は

色んな好きがあるけれど


どんな種類の「好き」でも

好きな人が目の前にいてくれて

元気でいてくれて

同じ年月を重ねている事


とてもありがたくて

幸せなんですね。