今日は

あー、絶対好きな作品だなぁ、、

と、予告を観ながら思った作品を

観てきました。


パストライブス


韓国に住む12歳の二人は

1度目の別れ。


家庭の事情で女の子は

アメリカへ。


毎日一緒に過ごした男の子は

素直になれず、

「さよなら」だけで別れてしまった。


気持ちを引きずり、、

事あるごとに思い出される彼女の事。


そして


12年後にSNSの力で再会。

でもそれは画面越し。


その後色々あって、

二人は別々の人生を。


でもまた12年後に、

今度は本当に再会。



そこからのやり取りが



切ない。



もし私が今18歳でこの映画に出逢ったら

「は?なんそれ。

訳わかんないですー。」と、


居眠りかましてたような気がします。


でも


良くも悪くも

恋愛において

人間関係において

人生経験において


すごく高揚する気持ちも味わい

びっくりするほどの絶望感に

打ちひしがれる事も経験しました。


そんなこんなを

この映画を観ながら

潮騒みたいにサワサワと心に寄ってきて


ものすごく


ものすごく


心の奥底からジーーーーンと

きてしまいました。


特に


ラストのシーンでは

彼、彼女、そして彼女のパートナーの

心の機微が

言葉じゃないところで

見事に表現されていて


最高なワンシーンだったと

思います。


みんな

ちゃんと大人。


大人って、こう言う事をいうんだろうな


大人になれる素晴らしさと

少しの寂しさを

静かな映画にどっさり盛り込まれて

大好きな映画がまた一つ増えました。