以前、北欧の映画を何の気なしに観たら

とても面白く、心に残っているので


幸せなひとりぼっち


今回の作品はとても好評との事で

楽しみに行ってきました。


枯れ葉



、、そうか。


フィンランドのお話だそうで、

イメージとはだいぶ違う世界観でした。


登場人物達の無表情、無気力な感じと

お国柄なのか、ロッカーが真っ赤だったり

コートが冬でも鮮やかな水色だったりが

とても対照的で

監督さんの意図かな、とも思いました。


全体的に暗い、諦め感漂うと言う中に

本当は心に熱いものが込み上げてきてる。


そんな二人の男女のあれやこれや。


どこか先日観た

「パーフェクトデイズ」にも

似た空気感を感じるものの、


退屈に思える瞬間もチラホラありました。


感性というのは

生まれてこのかた色んな人、事、ものに

影響を受けながら

本来持ち合わせているその人の性質と

掛け合わせて育っていくものだろうと

思います。


そうすると


生まれた土地の風土や国民性、

もっと言えば食べたものや着たもの

聴いた音楽が全く違うと

なかなか深いところを理解するのは

難しいなぁ、、と

つくづく思いました。



なんていうのか、、

根底に暗さが敷かれているような

面白ポイントはちょこちょこあるのですが、、


でも


諦めたらそこで試合終了、、否

諦めたら理解は永遠にできないので


また北欧映画に挑戦します。



映像としてはすごく綺麗で

大好きです。素敵な画集を

眺めるようでした。