映画館で観たいと思っていたのに
洋画は思いの外、ささぁーっと終わってしまうので、見逃してしまう作品が沢山あります。
この作品もその一つでした。
美しくて豪華な邸宅
優しくて高 高給取りな夫
毎日がスタイリッシュで
毎日がパーティーのような生活。
一見最高なようでいて、何か変だと思う主人公。
日々の生活を現すものたちが
オールドアメリカの世界観。
これは
私が大好きな
「トゥルーマンショー」も
すごく似た感じでした。
昔のアメリカは
美しくて、彩りに溢れて
豊かゆえの「無駄」さがそこかしこに。
そんな昔を
理想郷の象徴にすると
どこか空恐ろしさが際立ちます。
綺麗なのに不気味
華やかなのに闇を感じる
陰影が濃い、怖ーい感じが
私は大好きでした。
元々、子どものころから
星新一さんのショートショートを
こよなく愛していたので
85%の幸せに
15%くらいの強烈な闇が忍び寄る話とか
大好きで。
このお話の残念な所が
ラストかなぁ、、
もっとギャフンと言わせて欲しかった。
幸せ、という気持ちは
人それぞれ。
曖昧だし、不確かだし、
幸せは押し付けるものじゃないし。
そんな事を考えさせられました。
そして、
オモコワで好き❤️
に終始しました。