今はやっと秋🍂になって、

忍耐と共に過ぎ去った「夏」を

忘れたい私が


何故か、今日観てきた作品が


シアター・キャンプ


日本には

馴染みのない、サマーキャンプ。


キャンプといえば

家族や友人と楽しむイメージがあり、

現実、私は家族や友人達としか

キャンプはした事がありません。


結構な時間を

サマーキャンプで過ごす子ども達は

アメリカの子どもの中でどのくらいの

比率なのでしょうか。


このシアターキャンプは

アメリカ人とは同じ目線では

観られないと思います。

残念ながら日本人は日本人としての

育ち方しかしていないので、

文化や習慣が違うので仕方ありません。


でも


この映画は

全体的に、細やかで美しく、、みたいな

イギリス映画やフランス映画とは違い、

アメリカ映画独特の

雑な温かさを感じられる作品でした。


「雑な」と言うと良くない印象ですが

私としては、

人間の感情はあれこれ雑多で

一筋縄ではいかないものだから


そういう意味で

「あれもこれもそんな感じでいいじゃん!」

みたいな、包み込んでくれる

温かさが、アメリカ映画には

ある気がするのです。

特にこういったミュージカル映画みたいな

作品には多い気がします。


この歳になると、

そこそこ良い事も悪い事も経験して

それでもやっぱり生きてるといいなぁって

心底思うんです。


そういう、曖昧だけど

生きてる意味とか楽しさとかを

この作品には

沢山盛り込まれていると感じました。


最後のミュージカルシーンでは

あまりの完成度の高さに

感動で泣いてしまって

自分でもびっくり、でした。