今日は

予告の雰囲気が良かった

作品を観てきました。


バーナデット ママは行方不明


ケイトブランシェットは

最近「TAR」を見逃しているので

それもあり、今回は観たかったのです。


いやー、


今年も後半にきて

素晴らしい映画に出会えて

嬉しい。


この映画も

とても心にグンッと迫ってきて


面白かったです。


実は天才的な建築家である主人公。



でも

「普通の人」に囲まれて「普通の主婦」として

生きる事への難しさ。

それを一生懸命見守ろうとする家族。

それでもやっぱり家族とも溝や誤解が生まれて。


この作品では

特異な才能がある人の話ですが

クセツヨめなのに、何故か好きでした。


才能のある無しではなく

なかなか現代社会で

「足並み揃えてはみださずに」生きるのが

難しい人にはすごく当てはまる話かな、と

思いながら観ていました。



誰だって人に嫌われたいわけじゃない。

だけど色んな事が

上手く人と合わせられない。

そもそも当たり障りのない日常会話すら

難しい。それをする意味も分からない。


観ていて心が痛みました。


でも

主人公の類稀なる才能と行動力で

自らの危機を打開していくさまは


南極の美しい景色も相まって

とても感動しました。


大きな溝ができていた夫も

主人公の本来あるべき姿を見て、、。


我が家の息子も

なかなか上手く生きるのが難しい人で、

どうにもこの作品を観ながら

息子の今までのことが頭をよぎってしまい

多分、他の人とは違うところで

妙に感情移入してしまいました。


そして


この作品に

私の大好きでたまらない

シンディ・ローパーの

「タイムアフタータイム」が使われていて

親子で車中で歌っているシーンで

私も泣いてしまいました。


今年は本当に

良い作品にいくつも出会えて

幸せです。


そして秋冬は

頭もクリアになるので

映画日和な日々です、楽しみ😊