昔、

その当時お付き合いしていた人が

「俺は料理は得意じゃないけど

これだけは作れる」

と言って、フレンチトーストを

焼いてくれました。


何故フレンチトースト?


と思ったら


この映画を観て

ダスティンホフマンが

息子に作ってあげる姿が

カッコ悪くてカッコいいと思ったから、と。


その当時私は18歳でしたが

その格好良さが

よく分からなかったし、

カッコ悪いけどカッコいいって、何?

と思いましたが、


結婚し、出産し、子育てし、、、

一つずつ人生を歩んでいき、


改めて観てみたら、


すごく分かりました。


フレンチトーストを作る必死な姿は

決してスマートでもファッショナブルでもない


けれど


我が子を守り抜く、元気で大きくなるよう

目の前の出来ることをなりふり構わず

やり遂げる格好良さ。


クレイマークレイマー


時代背景も

かなり今のアメリカとは違うので

今現在ならもう少し皆んなが

ハッピーになれる選択肢もあるかな、

とも思います。



ダスティンホフマンも

メリル・ストリープも

あの時の子役の子も

最高に人間味溢れる世界を描いていて

大好きなファミリーです。


これこそ


秋冬にうってつけな作品では

ないでしょうか。