ここ何年か


コロナ禍を除いて


ハロウィンのパレードが

日本ではおかしな方向へ

向かって、膨張しています。


ジョーカー


何年か前に、

ジョーカーに触発されたとかで


電車内で乗客を殺傷した事件がありました。



こういう事件があるたびに

映画のせいにされます。


こよなく様々な映画を愛する人間としては


悲しくて仕方ありません。



この映画は確かに

自分の持病や境遇によって

蔑まれ、疎まれ続けた主人公が


ジョーカーに変装し、

世の中に復讐し、

それを一部の人間から

神のように崇められ、、、


コンプレックスを

暴力という形で爆発させる。


絶対にあってはならない事です。



でも


これを観た時、

私は涙が止まりませんでした。


上手く言えませんが


人は


少しの優しさで

真っ直ぐな道に戻れもするし


ほんの少しの

悪意ある言葉の暴力で

踏み外してしまう瞬間もある、と。



罪を犯した犯人に同情する事はできません。

でも、彼が犯罪に走るまでに

何があったんだろうと、考えさせられました。



みんなが幸せで

平和である、という

世界がやってきて欲しい。


難しいけど 


そう願わずには

いられない映画でした。