娘が小学校一年の

ちょうど十五夜の夜


夫と娘が

「チャーリーとチョコレート工場」

を観に行きました。


息子はまだ3つで、

とてもではないけれど

夜に

ましてや

チャーリーの映画は

泣き出すだろう、という事で


私と息子は

お留守番でした。


レイトショーを見終わって

帰って来た娘は

半分夢の中でしたが


映画自体は

ものすごく真剣に観ていたと

夫が教えてくれました。


あまりにも

二人が面白かったよ!と

言うので、


その週の週末、

夫に子ども達をお願いして


レイトショーを

一人で観に行きました。


後にも先にも

子育て中は一人で

レイトショーを観に行ったのが

この一回だったので


とてもソワソワしたのを

覚えています。


チャーリーとチョコレート工場


ジョニーデップは

あり得ない世界観の人物に

息を吹き込む天才です。


正直、

「素」のジョニーの映画には

ほとんど魅力を感じません。


それは多分、

最初に彼を観たのが

「シザーハンズ」だったからかもしれません。


その他、

アリスインワンダーランドや

パイレーツオブカリビアンも

とても魅力的な役柄です。


ウィリーウォンカが

父親から抑圧され、

お菓子が食べられず

耐えきれなくなって

家を出て、自分の大好きなお菓子を

作り、、


私は

ウィリーウォンカの心に

すごく近づいて映画を観続けたので

途中、泣いてしまいました。


私も母にかなり抑圧された記憶が

沢山あり、

関係性が微妙なので


何だか切なくなり、


手放しで面白い、楽しい

というわけにはいきませんでした。


でも

ティムバートン監督の映画は

毒々しいのに可愛い。


大好物です。


娘と夫が観に行った日の

お月様を

息子と二人で眺めたのも

とても良い思い出です。