愚かなるものたち

 エマストーン主演

 

エマストーンの幼いころの顔だちを忘れてしまうほどの迫力。

途中で見られなくなるかと思うほどの・・・なアカデミー賞作品。 イギリスのインテリアも楽しめます。ソーシャルメディアも驚くほど発展し、人間のいわば原始的な営みから飛躍していくと知を極め、想像を突き詰めるか。

夫と無言で劇場を出る。

 

イギリスというと羊のクローンを思い出しラストシーンで笑いそうになる。

 

人間、成長を続け、成熟していくと最後は知欲とcompassionか。そんなことをちらっと思いました。

 

哀れなるものたち | Searchlight Pictures Japan

日経新聞 1月26日

ベラがロンドンに戻ってからの意外な劇的展開も見事だし、怪物の成長とは、じつは現代女性の自己確立のメタファー(隠喩的意味)なのだと分かって、大いに感動させられる。

 

パロディーすれすれのビルドゥングスロマン(成長小説)デアリ、ヴォルテールの「カンディード」のような哲学的問いかけをもった物語なのだ。(映画評論家 中条省平)

 

(画像はお借りしました)

 

2月17日(日)

夫とトーホーシネマズにて鑑賞