またちょっと前の話になりますが。

義弟が入院した時、奥さんがお見舞いに行く間、子どもたちの面倒をみることに。


義弟の家は、私たちが前に住んでいたのと同じ団地の隣の棟。本当は行きたくなかった。

でも、こんな時にそんなこと言っていられない。

義妹の方がもっと大変な状況なんだと自分に言い聞かせて。


私のことを気にする義妹にも、

「第二夫人に会っても大丈夫。こっちから握手して名前まで聞いてやるから。」

と強がって。

そう、余裕なところを見せてやろう。あんたたちのしたことなんて、痛くも痒くもない。


横目に夫の車が見える。それだけでお腹が痛くなる。

大丈夫、大丈夫。


おっと、いました。義妹の家に第二夫人。夫に言われて子どもたちの世話をするために来ていたんでしょう。


何も言ってこない。こっちも見ない。

本当に命助けてもらえたと思ってるなら、ありがとうぐらい言えよ!


私も何も言えない…チーン…

だって、そこにいるだけでもう、お腹痛いし、苦しいし、息は上がるわ、手に汗かくわ😭


本当は小さい子どもたちといるのもつらい。

いろいろ思い出して悲しくなります。

長男が小さい時は本当に生活が大変でした。

でも、ふたりで頑張っていた頃。




弟が亡くなって、遺体を病院から家に運ぶ時、夫が言いました。

「叔父さんたちもいるから、あなたから第二夫人にあいさつして。仲良くしてないと悪いイメージ持っちゃう。」


無視。

今、私はあなたから「自分が死んだら第二夫人の面倒みて。」とかなんとか言われて、頭も心も抜け殻状態なんだよ。もう何も喋らないで。


家についても無視していると、夫が、

「〇〇!(私の名前)あいさつして!!💢」


怒鳴られて、とっさにあいさつしてしまいました😭


くそ〜、夫に飛びかかっていけばよかった!あのまん丸なほっぺたを張り倒してやればよかった!バカにするなっ!って。


…できませんでした。お父さんを亡くして震えている子どもたちの前です。


こんな状況下でも、自分のメンツを守るために人の心を無視して、理不尽なことを強制し怒鳴る人。


そうだ、こんなことはずっと昔からありました。要求が通らないと、不機嫌になって、ジャムおじさんが仙人の彫刻みたいな顔になる。大きな声で怒鳴る。私も子どもたちもそれが怖くて、嫌いでした。


そうだ、夫がニカしたことはただのきっかけ。

もう我慢したくない。子どもたちにもさせたくない。


子どもたちが成人したらじゃない。

できるだけ早く。