桜の季節になりました。
パパも一緒のお花見。何年ぶりかな。
よくピクニックしたよねー。
出先でハラールの食べ物が買えるかわからないから、いつもお弁当。でも、私は充分満足でした。
桜の下でのんびりしていると、夫が子どもたちに嬉しそうにスマホの写真を見せています。
夫「ここわかる?あなたたちが小さい時、いつもパパとここで遊んだよねー☺️」
前の家のすぐ近くの公園。桜が見事に満開。
………。
ナメんじゃないよ。うちの子たちは賢いんだよ。こんな写真見たら不審に思うよ。
私「わぁ、懐かしいね。桜が満開ってことはこれ、今だよね?
今あっちに行く用事あるの?」
夫「あー、会社のスタッフが、休みだからどこか連れて行ってって。」
私「わざわざ、そんなところ行く?家にも行ったの?」
夫「私は行ってないよ。スタッフだけ。あの人今体調崩して休んでるから、お見舞いしたいって。」
私「あの人?
まだいるの?!あなたが、もう自立したって言ったから私たち帰って来たんだよ!!!!」
夫「誰がそんなこと言ったの…?
あの人たくさん会社で働いてくれて、すごく助かったんだよ。朝から夜までずっと働いて、大変だったから今体悪くなってちょっと休んでるけど。」
この時ようやく、ようやく気が付きました。
私のいなかった2年半で、彼女がこんなにも夫の心に入り込んでいたこと、大切な人になっているということに。