明日からトルコなんですが、宿題が終わらず頑張ってます

これが課題図書なんですが、内容が多岐にわたっていて、教育にさほど興味がない人も読めるかもしれません

あまりものの成り立ちやその哲学といったものが苦手なわたしが気になったのは、日本の実際の事例です

▷東大生の分析
日本のエリートの中のエリート、東大生の精神的特徴を分析しています

東大生に限らないかもしれないけど、おおまかに特徴は二分されるそう
まずは、消極的能力主義といって、長い受験勉強のせいで人間形成や自分の夢、進路について考えて来なかった。
しかし親や教師に勧められるので東大に入るが、やる気が出ず授業に出なくなってしまう。
次は、受験競争に勝ってきた人は、それ以外の人をバカにするようなエリート意識をもつということでした

また、近頃の若者の特徴として、浅い付き合いはうまいが、表面的な付き合いしか出来ない。仲良く集まってわいわい話しているが、内容は批判的なことが多い。また、寂しがりやという特徴が挙げられていました

実際のところはどうなのか分からないけど、わたしの知ってる範囲内では、たしかにそういう人がいたし、なんとなく分かるなぁって感じがしました

▷仲本正夫先生の実践
この先生は、自分が楽しく感じることを、生徒たちにも楽しんで欲しいというスタンスで数学を教えているそうです
例えば、微分積分の前におりがみを使って、ゲーム感覚で誰が容積の大きい箱を作れるか競わせるそうです
これを正確に求めるためには微分積分がいるそう
そうしてゲーム感覚、また日常ものを教材導入に使って、数学と結びつけることで、生徒のモチベーションが上がっているみたい
わたしもこんな授業受けてみたいなぁ
また、この先生は、従来の数学の公式を暗記→問題を解くのではなく、問題を解くうちに公式が分かるような授業をしてるんだって
素晴らしい
こうした、日頃の疑問や問題を解きたい→数学があればできる→やるうちに公式を発見
というのはまさに、数学の歴史になっていて、そうした先人たちと同じように数学を見ていく授業をした結果、数学嫌いが減って、みんな数学大好きになったそうです

▷鈴木正気先生の実践
この先生は、地域と教育の連帯をテーマとしています
小学校の生徒たちに、近所の川が日本や外国にどういった影響を与えるか、漁港の人たちに質問させて、調べさせたんだって
この授業の最も重要な成果は、生徒たちに調べること、疑問を持つこと、背景や関連性を考える事を教えたことだと思うな

この授業を受けた生徒たちは「他の小学校から来た子は、教科書から容量よく大切なことを引き出すのはうまいけど、全然考えてない。自分たちはうまく教科書から学べないけど、教科書に載ってないことを知ってる」と語ったそうです

最近、教育学なんかをとっていて、大切なのは子供のモチベーションを上げることだと本当に思う

いかに学びたいと思わせるか、「これを学んで何に役に立つの
立たないなら必要ない
」って思わせられるか、つまりいかにうまく子どもをのせて、実際と関連づけるかが大事だと思ったな
当然それは、自分に対しても、いかに他者や社会と自分を結びつけるか、目標を持ってモチベーションに繋げるかということですよね

なかなか良い本です

