次はこれ

すべての男は消耗品である
村上龍
わたしはハルキストなんだけど、同じ村上の龍さんも気になってたので龍さん率高いです

ちなみにわたしが村上龍さんを初めて知ったのは友達の引用で

「世の中には二種類の男と女がいる。可愛い男とそうじゃない男。退屈しない女とつまらない女」
みたいな
あやふや

でもその言葉はとても好きだし、退屈しない女を目指そうとしている訳です

さて、この挑発的なタイトルの本
中身は村上さんが気になるものや時事問題を斬っていきます
カバーもだけど中のデザインも好きだなぁ
▷韓国ドラマ「砂時計」とイジョンジェ
わたしもあんまり韓国や北朝鮮のことを知らなかったと反省した

そして村上さんの言う現在の日本の外交関係も的を得ていると思う。
アメリカの外交体制によって日本の状況は不利にも有利にもなる

たしかに拉日本は第一に優先順位を決めて、それを明示すべきなのかも
▷パキスタンとタリバン
村上龍さんは物書きなのに、すごい世界史や世界情勢が分かっていることにまず驚く
タリバンやパキスタンの民族や政情について語れる人がどれだけいるだろうか
自分もトルコが専攻なのに、全然中東問題をやったいなかったことを猛烈に反省
▷社会的信頼と安倍晋三
「信頼は、精神論ではなくロジック、論理で城西される。だがロジックは、曖昧な理解や期待とはまるっきり異なるものだ。」
そして国民がロジックを政治に求める様になると、切り捨てられるものが必ず生まれる
不幸も認めなくてはならなくなる
▷ミシュランの星とサルコジ大統領
欧州に無視される、もしくは軽視される日本。中国と違って良い市場にはなりえない日本。政治家もすぐ変わってしまい、そもそも政策はアメリカの後追いである。
日本の政策、特に外交ってあまり日本人のためになってないのかもなぁ
日本のための外交をするにも力がない→アメリカの力が必要→アメリカのために日本がんばる→結局日本のためじゃなくてアメリカのために頑張っているということにはなってないだろうか


「国家、国民として何を目指すのか、わかっている政治家も官僚もいないということだ。政治家からホームレスまで、何をすべきなのかわからない、それがいまの日本社会のキーワードなのである」
わたしはそうは思わない
多分外交をやっている人や政治家でどうすべきか考え、見えている人はいると思う。そういう人が変えようと動くが、国民にそういった意識が形成されてないので、変な所で実行できなくなるんじゃないかなぁ
▷置き去りにされる人とショットガン
最後に村上さんの鋭い言葉が突き刺さるこの章

都市と地方の格差ではなく、地方の中の格差がテーマ

いままであまり考えたことがなかったのでこれからしっかり考えたいテーマ

わたしも石川出身だが、たしかに都市や大型店舗に人が流れ、地元の商店街が潰れていく

ここで貧しくなれば田舎に閉じ込められる。。。
でも昔ってそういう貧しい人って逆に都市に働きに出たんじゃなかったかな
いまはそれすら叶わないのか
▷イージス艦とNYフィル平壌公演
マスメディアバッシングな章
かなり賛同できる
この本で村上さんが強調している点の一つとして、いま日本人全体が幸せになるような政策はできない
それなら、どの層が得をして、どの層が損をするか明確に伝えなくてはならない
▷日本のゆっくりとした衰退と大手既成メディア
「もともと日本社会には、対立を前提としたコミュニケーションの概念が希薄なので、交渉の必要性もあまり認識されていない」
たしかに

ちょー納得した
というのも、トルコと比べてね。トルコはバザールや動物なんかを買う時は値段交渉がすごい

思うに日本は親切っていうか、悪が嫌いっていうか、バカなやつからお金とってやろうみたいな考えがそもそもないと思う

以心伝心でみんなお互いを言外に思うとかが重視されてるし

でもそういったことは素晴らしいと思うんだよね
でも外交とかで外国と話し合う時には弱いと思うところ
ここでもメディアを斬っていて、国民を馬鹿扱いしてるけど、馬鹿なのはメディアのほうだ
っていったいて小気味良い
また日本社会、日本人がプラスのインプットをしようと努めないようになってきたという批判もあった

現代は色々な大衆文化やゴシップがあり、人々はそちらのほうに気を取られがちなのかもしれない

自分自身ももっと勉強しなきゃ

って思ったな
ここで一旦休憩

