さて、前回は診断までの経緯などなどでした。
今日は、入院してから、初めての抗がん剤について、お話しますね。
2010年6月下旬、70歳になったばかりの母は、市立病院に入院しました。
びまん性大細胞型B細胞非ホジキンリンパ腫の一般的標準治療、R-CHOPという抗がん剤が始まりました。R-CHOPとは、薬品の頭文字で、
Rは、製品名リツキサンという、ガン細胞を狙ってやっつけてくれるスグレモノ。健康な細胞を傷つけにくいとのこと。しかし、副作用はあり。
Cは、シクロフォスファミドという薬品名で、製品名はエンドキサン。
Hは、一般名がドキソルビシン…何で頭文字がHなんや?製品名も、アドリアシンまたはドキソルビシン。やはり、Hがないぞ。
Oは、一般名、ビンクリスチン。製品名は、オンコビン。これは、Oから始まっている
Pは、一般名、プレドニゾロン。製品名は、プレドニン。これも、Pで始まっている
およそ3週間おきに一度点滴で投与し、プレドニゾロンだけは1日目から5日間、内服して1クール終了。
これを7回繰り返しました。
1回目から3回目くらいまでは、点滴中、左側の頭と顔がズンズンする痛みがあると訴えていました。左あごの下から左鎖骨までにしかガンがないとの検査結果のはず
まさか頭にまで…
心配が心に詰まってこちらが病気になりそうでした。
副作用は、やはり吐き気が強く出ましたが、もったいないから絶対吐かない!と、シッカリ有言実行してくれました。
つわりを思い出すぅ〜
と弱音は吐いてましたが
4回目を迎えた頃には、顔と頭の痛みは和らぎ、抗がん剤にも慣れたせいか、点滴後2週間もすると、近くのデパートへこっそり脱走したりして、娘の私や看護士さん達をハラハラさせる、ちょい悪患者でした。
体重も、ガッツリ痩せるかと思いきや…身長158センチ、体重62キロほどのぽっちゃりさんは、7回の抗がん剤を終える頃には、なんとか5キロのダイエットに成功。
元々ぽっちゃりしていて、体力があったので、R-CHOPのような強い抗がん剤にも耐えれたね。痩せ気味の私は、将来、がんになったときのために体力つけなきゃ
というか、ガンにならないために、体力をつけなきゃ、だった!
7クール終了後の検査では、ガンは全て消失し、無事退院。
その後は定期的に診察を受け、再発無しのまま、完全寛解に入り、ガンとは一生バイバイしたものだと、誰もが信じ切っていたのでした。