意味不明で機嫌が悪い王子
まず、私を見る目が違う
まだ五歳児の体で必死に
苛立ちを私に伝えてる
ママはリュッタンが
お腹に来た時
嬉しくて涙がでたんだぁ
って
背を向ける我が子に
サラッと投げかけてみた
愛してるよを甘い味付きのオブラートに包んで
そっと
さらっと
その一時間後、王子が寝室に行く時に私に渡してくれたもの
「はぃ。あげる。」
小さい人差し指に乗っかってるピンクの小さな小さなハートの凸シール
こんなシール買った記憶もない私
「これ、どしたん?」
『保育園の友達にもらったやつだよ。』
彼、無表情なんです。
寂しいけどリアルに笑いが
こみ上げてきた私。
「大事にするね。携帯に貼ろうかな」
『うん。それはいいね』
と、言って
いつもの笑顔を一瞬くれた
今日も仕事終わったら
速攻迎えに行くからね
待ってろよツツ!