代表例としては・・・
もともと公務員であり、退職金や年金も相当貰っているはずのSさん（男性）
要介護度５で、経管栄養、全介助、目を開けているとこも見たことがなく、
うわ言のような声を発することが希にあるくらい。
ご自分の意思を表明すること能わず、言い方は悪いが、「ただ生命を維持しているだけ」・・・
わざわざ、県外から住民登録を移して当事業所に本入所されています。
キーパーソンは娘婿だったか？ 直接的な血縁ではないらしい。
他棟の方なので、細かいことは知りませんが・・・。
うちの施設利用料が介護度５で約５万円だったかな？
プラス食費の自己負担が１３５０円/日で３１日換算で約４万円。
合計９万円ほどでしょうかね？
受け取っている年金額は個々人で違うので一概には言えませんが
某県の県職員だったため、おそらくはそれ以上に受け取っているでしょう。
この方のキーパーソンである方は、とにかくケチであります。
年に一回も面会にすら来ず、服もボロボロになっても購入してはくれません。
でも面会に来れば来たで、「なんでこんなボロを着せているんだ！」と激昂・・・。
さらに細かいことをあげつらってガタガタと文句は通常の３倍ですw
まぁつまりは、Sさんの財産が目当てであって、元気なじいさんじゃ困るけど
生きていてもらわないと困る、というわけだよな～、と担当職員たちはボヤきまくり。
職員会でも、「要注意家族」の２件あるうちの一方ということで資料にも名指しで印刷
されてるぐらいなんだよね。
前にいた病院でも揉めまくり、行政とも揉めまくり、最終的にウチに来たという経緯がある。
こんな家族ばかりじゃ、こっちもやってられんし、年金制度も介護保険制度も破綻するわなぁ。
ウチの班じゃなくって良かったぁ・・・、というふうでもなくって
先ほど挙げた「要注意家族」のもう一方がウチの班なのよね。
しかも俺のケース担当だったりします・・・残念だ。
「生きてる」って何なんだろ？
「人間の尊厳」って何なんだろ？
この仕事やってて、いろいろ考えさせられるけど、
面白いのはこういう自分にとっての反面教師的な方々を見られることかな？
笑い事じゃないかwww