昨日、かかりつけ病院の診察日でした。

 

予約時間ギリギリで到着。

玄関前で、思わず立ち止まり。

何やら、物々しい。さすがにテントはありませんでしたが、

看護師と事務員が待ち構えています。

予約時間に間に合わないよ(間に合うように行けばいい話ですが)

彼女達を無視して、入ってしまえと思いました

どうしていいかわからないと思っていたら、

「問診表に記入して下さい」と、事務員が声をかけてきました。

 

検問所でした、コロナのね。

熱があるかとか、渡航歴があるか、濃厚接触があるかとか。

検温しました。おでこに当てるあれです。

35°6.でした。

変温動物かと思いました

 

看護師に「厳戒態勢ですね」と声をかえると、

「患者さんを守るためですから」

熱があったら、看護師が問診し、医師に伝え、判断を仰ぐ。

という流れでした。

患者が使ったペンは使い回さず、使用済みの缶に入れた後、消毒する。

細かいマニュアルが書かれた模造紙がホワイトボードに貼ってありました。

 

真っ先に患者と接するのはやはり看護師です。

家にこもっていると平和ですが、現場の大変さを肌で感じました。

ありがとうございます。

 

それなのに、看護師の立場は弱いし、待遇も私達が思っているよりよくないです。

 

薬剤師は大手のドラッグストアで、初任給手取り35万円ほどらしいです。

息子は夜勤手当入れて、手取り25万くらいかな。

身体張っているのにね。

 

これを機に、立場や待遇が改善されることを願っています。

 

では、本日のお題に入ります。

 

 

 

 

トリ夫は無類の酒好きだ。

毎晩、欠かしたことはない。

暑くなると、ビール。

「今夜は一缶でやめておこうかな」と言っていても「やっぱ、もう一缶」と、

おかわりする。

 

飲み会の機会がやけに増えたなと思っていた頃、

「明日、夕方から行ってくるね。前回行った焼き鳥屋に5時集合だから」

翌日、おしゃれして出て行った。

 

おしゃれして出て行ったトリ夫を不審に思った。

飲み会のメンバーは、バイト先の同僚の男性数名と言っていたからだ。

男ばかりの飲み会に行くのに、いつもの格好ではなかった。

 

前回と同じ店、同じメンバーと言ったし、9時くらいには帰宅するだろう。

そう思っていたけれど、なかなか帰っては来なかった。

彼は一度家を出ると、何時に帰るなど、連絡は一切しない。

連絡があるのは、終電が亡くなった時くらいだ。

迎えに来てと。

 

その夜、帰宅したのは午前1時を回っていた。

 

「随分と遅かったね。どこにいたの?」と尋ねると、

「焼き鳥屋で7時まで1次会。その後、居酒屋に移動して」

「それから、どこに行ったの」

「居酒屋から、普通の飲み屋に行って・・・・」

「午前1時まで、数時間も何をしていたのよ」と、問い詰めた。

「え?何って、ずっと話し込んでいたよ」

「男同士で、そんなに話すことってある?」と、質問した。

彼はすぐに答えられなかった。

 

「仕事のこととか、家のこととか、あとは・・・。まあ、色々ね」と誤魔化した。

「ずっと飲んでたの?」と、質問を変えた。

「そうだよ」

 

彼は無類の酒好きだ。

飲んで帰ってくると、決まって酒臭い。

アルコール臭が鼻を突く。そういうところがとても嫌いだった。

 

ところが、この夜はアルコールの匂いがまったくなかった。

何時間も飲んでいたようには見えなかった。

怪しまれてはまずいと思ったのか。

「風呂入って来るね」と、慌てて、風呂場に駆け込んだ。

「お風呂に入ってきたように見えるけど」と、その背中に声をかけた。

 

 

 

 

 

 

黄色のラナンキュラスが咲きました。