ポエムなタマ語
十六夜の月に誘われて
夜道を歩いて家路についた
仕事帰りにほっと一息
心穏やかに歩く歩く
隠れて欲しくなくて
何度も月影を仰いでは
玲瓏と微笑んでくれた
何だかほつこりいい気持ち
家路が短く感じてちょっと残念
これだから夜もまた良し
柴犬まるからの質問「子犬を飼ったら、なんて名前にしたい?」
子犬を飼ったら、なんて名前にしたい?
▼11月5日の柴犬まるスタンプ
疑うことを知らない瞳に
息を飲んで見入ってしまった
家族になれたらいいな
優しく抱えて家路を急ぐ
「これからは俺と二人暮らしだぞ
俺が帰ってきたらお帰りなさいって
俺を迎えるんだぞ、いいか、リキ」
頭を撫でてやったら手を舐めてきた
要し、ご馳走用意してやるからな
リキを抱えたまま商店街へと繰り出した
ポエムなタマ語
静かな足音が近づいて来る
僕は怖くて他の音に聞き入った
じわりじわりにじり寄る
僕は怖くて他のことにばかりに目を向けた
本当は逃げ出したかった
本当は楽に一喜一憂したかった
逃げ出したいだけで足のすくんだ僕は
捕まった、捕まっちまった
僕を僕らしくするのに最悪の相性な
正真正銘のうつ病に
いつか帰ろう、元の僕に
変わるのに歳なんて関係ないから
明日は一歩歩きたいな
ポエムなタマ語
贅沢だな
空気がうまい
飯がうまい
茶がうまい
昼寝もうまい
気持ちのいいことばかりなのに
気付いたらもっともっとと
際限がない
もしこれが望む道につながるのなら
申し分ないんだけどなあ
ああ、贅沢だ
でも、前に進みたいんだ
ポエムなタマ語
この雨の中、
君も同じ雨に打たれているのだろうか。
しとどに降る雨の中、
君は笑顔を絶やさないだろうか。
強くて優しい君のことだもの、
誰かを温め素敵な笑顔をしているに違いない。
そんな君と友であることを誇りに思う。
ポエムなタマ語
進軍ラッパが響く時
僕は隠れて布団に篭る
軍靴が地鳴りを起こす時
僕は怯えて耳塞ぐ
だけどあっさり見つかって
お着せを着せられ
僕も戦場に送り出される
自分と言う大敵に向かって
戦い疲れた暁に
ようやく会談に持ち込んで
未来の自分を描き始める
自分で自分を生きるため

