今、生きていること | さくら姐さんが行く!

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  人間に生まるること難し


  やがて死すべきものの


  いま生命あるは有難し


「法句経182」

 

 

生きとし生けるものの多い中で、人間として生を受けるということはなかなか稀なることであります。その受け難き人身を受けましても、この肉体の生命には限りがあります。今日「人生百年」といわれていますが、いくら長生きをされても、いつか必ず死がおとずれます。そのやがて死すべき生命が、今日まだ亡くならずに日暮らしができている。これほど有難いことはありません。


◎数年前、毎日新聞に読者の投稿がありました。

 

  「幸せのはひふへほ」


  … 半分でいい
  ひ… 人並みでいい
  … 普通でいい
  … 平凡でいい
  … ほんの少しでいい


幸せって、人それぞれです。私は「今生きている」それだけで幸せです。
お父さんお母さん、私を産んでくれて育ててくれて、ありがとう。


(千葉 17歳女高生)

 

幸せは人それぞれです。立派な家に住んでいても、幸せと思わない人もいます。小さな家に住んでも、幸せを感じる人もいます。彼女は「今生きている。それだけで幸せです」といっています。それから、受け難き人身を授けてくれた両親に「私を産んでくれて、育ててくれて、ありがとう」と、17歳の女高生が感謝をしているのです。


今ある生命を大切にして、一日一日一所懸命生きることが大切です。