風邪をひいて
家で休んでいたら
普段は家にいない時間だから
聞き慣れない音がたくさん聞こえる
近所の奥様たちの会話
井戸端会議て
ホントにあるんやなー
綾部の夜は
ずっと水の音が聞こえた
綾部はとにかく雨が降る
その雨水がチョロチョロ流れる音
そして、風の音
宿泊施設の横の道が
風の通り道になっているのか
遠くから風が近づいてきて吹き抜けていく
その度に
何者かが通り過ぎているように感じる
これを、風の神と
昔の人は感じていたのか
宮沢賢治の風の又三郎を思い出す
綾部の夜は暗い
10メートル先は真っ暗な闇で
何も見えない
そこを見つめていると
吸い込まれそうな感覚になる
なんにせよ
夜は人の時間ではない
ということを強く感じる
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