The Long And Winding Road

The Long And Winding Road

3歩進んで2歩下がる。
ベンチャー企業立ち上げ6年目もまだまだ全力です。

【今日の好きな言葉】 


稲盛和夫
「人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力」

過去の【好きな言葉】は
コチラ
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弊社社内で最近盛んに使われるフレーズが

「摩擦を恐れないコミュニケーション」。

相手の気分を害するかな、とか、

こんなこと言ったら向こうも嫌だろうな、など思わず、

ダメだと思ったところは指摘し、

もっとお互い成長して行こう、という行動指針です。



指摘をする、と言うと

デール・カーネギーの『人を動かす』では、

「間違いを指摘しない」のは、相手に動いてもらう原則であると謳っているので

参考)
http://www.kitami.tv/subnote/2007/05/post_202.html

よく本を読む人などからは「あれ?」と思われやすいのですが…


同書は書名通り「人を動かす」ときに留意すべきこと、ですね。


弊社の場合は、その行動指針を繰り返し説くことで


指摘をすること自体を褒め、成長機会を増やしていくこと、

指摘をされることに対して感情的にならないこと、



などの「人格修養」もかねて

全社で意識的に行っています。



相手をいかに動かすか、という巧拙も非常に重要ですが

それ以上に弊社で重要視しているのは各人の成長スピード。


なんとなく、事なかれ主義的にふんわり終わらせてしまうよりも、

だめなところをだめ、と指摘を受けたほうが各々が成長できる。

そう思って、

指摘は愛」をキャッチコピーとして弊社では指摘文化を醸成しています。



…そんな風にえらそうなこと言ってますが、

やっぱり私たちは世間的にまだまだ未熟なメンバーの集まりです。

やはり説明の下手な、納得のできない指摘は受け入れがたいですし(笑)

相手を論破できるくらいのロジックがないと

そもそも相手に受け入れてもらうための指摘ができません。


「なんかだめだよね」は指摘ではありません。

それはいちゃもんですね。


「具体的に内容を指摘すること」そして

言い方あれかもしれませんが、その場での

「現行犯逮捕」での指摘、であれば

相手も受け入れ易いでしょう。


ということで、日々、指摘しつつ、されつつ、その連続で、

私たちは日々必死に「世界を”エナジー”する」ため、もがいております。


webを通じて新規顧客を集めるためのお仕事をしていますが、

web集客の成功には「ウルトラC」、いわゆる

「これやっときゃ万事OK!」という必殺技みたいなものはどこにもありません。


小さなことをいかに徹底して、いかに繰り返せるか、

数字を見て、要因を分析して、課題に対する次の一手をいかに正確に打てるか、

その精度とスピードにかかっていると言っても過言ではありません。


そのため、私はクライアントの各業界、

やはり先人たちの取り組みは逐一チェックをしています。


webの取り組みは外から見られるためのものですから、

必然的に競合他社が何やっているか、ある程度、見ればわかります。

新しい取り組みをされると、その結果どうなるのか、

数か月後を楽しみに見ていて、

継続されるようであれば、同業の自社クライアントに

その施策を提案することもあります。


トリンプの吉越さんも提唱されていましたが、

「TTP」(徹底的にパクる)

結局、成果を出しているやり方を真似るのが、一番成果が出やすいんです。


新しいものは、成果が出ているものを徹底的に真似た過程から出てくるもの。

実店舗でいうなれば、競合視察みたいなものですね。



そんな中、とある業界で私がベンチマークしている1社の社長に、

実は先週末、お時間を頂ける機会がありました。


アポイントを頂けることが分かった日から、

正直アポイントの日が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。



今まで数年、その会社のwebプロモーションを観察してきた企業様です。


今まで打ってきたあの施策の結果はどうだったのでしょうか?

最近このあたりが上手くいってないと思いますが、次の一手はどうお考えでしょうか…?


色々聴きたいこと盛りだくさんです。

私から見た同社の強みと、現在の課題、打開策、色々考えてアポイントに臨みました。


結果…

私の仮説とその後の検証手法、提案に興味をお持ち頂き、

無事、この先一緒にお仕事をさせて頂くことになりました。


これまで一挙手一投足を観察してきた企業様の内側から、

今度は施策を打つ側に回れるなんて、と非常に嬉しく感じています。


弊社にお任せ頂けてよかった、と思って頂けるよう

とにかく早く成果を出して行きたい、と気が急きます。


社長から頂いたご期待に早く応えたくてうずうずします。


コンサルズ、よろしくお願いしますね。
「テレビ、見ないんですよね。」とよく答える私ですが、
家にいるときは必ず、見ている番組を思いだしました。

「夢への扉+」
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/

今日は、天文学史上最高性能を誇る、巨大な電波望遠鏡「アルマ」のお話。

「惑星の誕生」「生命の起源」といった“宇宙の謎”を探る
国家予算250億円の日米欧、国際共同プロジェクト。

(地球から6光年離れたへびつかい座の近辺で「生命の生まれる基」となる
糖類の分子を発見した、という実績がすでに出ているそうです。)

世界20カ国が参加するプロジェクトの東アジアのプロジェクトマネージャーを務める
国立天文台の井口聖教授が今回の主役。


「マネージャー」の鑑のような発言の連発に、
話を聞いていてわくわくしました。



国際会議でのスタンスの話では、
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何のために自分はこの会議に参加しているのか?
発言しないのであれば参加している意味がない。

会議で自分の意見を交わして初めて
そもそも答えってこうじゃないの?
というのが生まれてくる。

そういう発言を繰り返していくことで、
やっと「君の意見が正しい」と認められていく。

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それ以外にも、

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「怒られること自体は怖くない」
(プロジェクトの成功のためだから、
 怒られたからと言ってもショックは受けない)
「プライドは捨てる」
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「(プロジェクト)マネージャーが自分の評価を求めてはいけない」
(自分の評価が下がってでも、プロジェクトの成功を取りに行く)
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…と、名言連発でした。

最後の「マネージャーが自分の評価を求めてはいけない」は、
最近意識しているところなので、非常に心に残った一言でした。


最終的には、
日本にはまだまだ私の何十倍も何百倍も優秀な人が
たくさんいるなあと思い、

私ももっと努力しようと思えたいい時間でした。