少し前に、日本語の〝もったいない〟が世界的に注目されたことがあったの覚えてますか?
新型コロナウイルス感染症の騒動に辟易する今、もう一つ注目されてもいい言葉があると思っています。
その言葉とは…
〝お互いさま〟
です。
相手が目に見えないウイルスだから、どんなに対策を万全に施したとしても、僕たち人間が生活する中で感染をゼロにすることは不可能だよね。
みんな頭では分かってるんだけど、気が狂ったように「対策、対策」ってなってるのはなぜ?
恐れているのは、新型コロナウイルスじゃない。
恐れているのは、誹謗中傷や差別、前時代的な言葉だけど〝非国民扱い〟を受けることなんだよね。
だから、その火種になるような行為や、人を犯罪者扱いして、排除しようとする…
感染をゼロにするのは不可能、つまり感染るときには感染るんだから、そのこと自体、決して悪いことじゃない。
仕方ない、ことなんだから。
夜叉のような顔をして、目くじら立てるより、「お互いさまだから、気にしなくていいよ」と、許すことのほうが調和的だし、建設的だと思わない?
国内で騒ぎ出してから、もう半年。
感染者に対する医療体制も構築されて、安定してきてる。
だからもう、騒ぎ立てて、お互いギスギスして、荒んでいくのやめようよ。