バンコク在住のママソムリエールです
新生児育児真っ只中ですが、第二子だからかけっこう余裕があります。ウンチが漏れても「そうそう、漏れるよね〜」、泣いていても「お腹空いた?オムツ変えたいかな?おならorゲップしたい?」と見当がつくように。
第一子の娘の時は、何がなんだかよくわからず、泣かれたら焦る、沐浴で焦る、夜中何度も起こされてグッタリする、のローテーションでしたが、今は良くも悪くも振り回されることに慣れているので、むしろ3歳の娘より主張の少ない新生児の育児が楽に感じてます
とはいえ、今は実家の母が来てくれているので楽してるのも事実。母が帰ったら、余裕のないバタバタ生活になりそうですが
さてさて、サミティベート病院での妊婦検診、出産とその後の入院についてまとめたいと思います。
日本と比べて良かったところ
Boonsri先生の技術が高かった
高齢出産、卵巣嚢腫、子宮筋腫、切迫流·早産など、リスクのある妊婦さんにおすすめの先生です!毎回丁寧に診断してくれ、何かあると対症療法の薬やサプリを処方してくれます。その分、検診代は他の先生より高いと思います。
妊娠中も出産時もとにかくこちらの意向をよく聞いてくれます。会陰切開の縫合も上手くて、産後もあまり痛くなかったです。
分娩担当の看護婦さんが助産師にしか見えない
タイは日本と違って助産師さんがいないし、看護婦さんのレベルは低いのでは?と先入観を持っていましたが、そんなこと全くなかったです。出産時の看護婦さんはどう見てもプロの信頼できる助産師さんたちにしか見えませんでした。看護婦さん同士雑談したり笑ったり、昼休憩の時間に一人もいなくなったりしましたが(笑)でも、眼差しと動きがプロだったので、安心して産めました。夫も看護婦さんたちの様子に感心してました
分娩時に娘も立ち会えた
夫と娘が立ち会ってくれたのはうれしかったです。娘に出産がどんなものか、3歳なりに見てほしかったので。麻酔の針を入れるときや赤ちゃんが出てくるときなど、直視するのに刺激がありそうな時は、夫と娘が見えないようにカーテンを閉めてくれてました。
安心の無痛分娩
バースプランでは無痛分娩を選択しなかったものの、陣痛が長引けば無痛に切り替えようと考えてました。理由は、分娩時に娘も立ち会うためです。何時間も私が陣痛で苦しんでいると、娘も疲れてしまうと思ったので。
「無痛にして下さい」と頼んだらすぐに麻酔科医が来てくれました。麻酔を背中に刺すときは、けっこう痛かったですけどね。陣痛に比べたら全然痛くないですけど。
出産、産後入院中の連携が取れてた
出産時のバースプランの内容や、産後入院時に「後陣痛が痛い」「乳首が痛い」と私が訴えたことまで、一度誰かに言うと、他のスタッフの人たちも把握してくれていたのが心強かったです。周りの知り合いからは「バースプランの内容が通っていないことが多い」と聞いていたのですが、私においてはちゃんと把握されていました。
担当医、担当看護婦(やスタッフ)が細かく役割分担があってプロである
妊娠中からの担当医(Boonsri先生)、新生児担当医、母乳指導担当(Meena先生)、分娩時の看護婦、産後入院時の母体管理の看護婦、新生児対応のスタッフ、と多くの方が役割別で関わってくれていました。日本の産院では、助産師さんがいろんな役割を一人で担っていましたし、私が第一子を産んだ産院では、新生児担当医はいなかったような?(いたとしても、毎日の回診はなかったです)細かく別れていることで、それぞれ専門性があって良かったように感じました。
日本に比べていまいちだったところ
食事の美味しさ
日本の産院の方が、お祝い膳などが用意されていたり、メニューも華やかものが多かったと思います。でも私にとってはサミティベの食事(特に和食)も薄味でバランスが良くて良かったですけどね。
言葉の問題
第一子の出産でタイ語も英語もわならないとしたら、サミティベの出産で言葉の壁を感じる場合もあるかもしれないですね。普段は簡単なタイ語、英語がわかる私も、陣痛がかなり辛いときはよく聞き取れず、夫に通訳してもらったりしましたし。あと、分娩時に意識を失いかけたこと、震えが起こったりしたことの理由がわかりませんでした(聞くタイミングを逃したのもあります)。
産後入院中は基本的には1日1回しか通訳さんは病室に来ないし、病室から内線で通訳デスクにかけられるとはいえ、入れ代わり立ち代わり病室にくるタイ人スタッフ、看護婦さんたちは日本語が話せても片言でしたから。沐浴指導、授乳毎の指導も英語。
でも、日本人の対応は慣れてます。
気になることは自分から聞かないといけない
何でも教えてもらえる日本とは違って、気になること不安なことは臆せず伝えることが大事です。聞いたりうったえたことに対しては、きちんと対応してくれます。
アメニティにリンスがない
細かいことですが、日本人的には驚きのような。シャンプーとボディーソープとボディークリームしかありませんでした。
産後入院中の下着はふんどしみたいなの
ゴムに生理用ナプキンをひっかけるもので、見た目はちょっとしたふんどしのような感じです。悪露チェックをしやすくしているようです。産後すぐはそんな下着では悪露が漏れるので、ベッドのおしり部分には常に防水シートが敷かれています。友人のお見舞時は気をつけないと、入院服や防水シートに付いた出血を見られたりしかねないので、注意が必要です。(私は産褥ショーツっぽいものを持参しました)
思いつくまま書きましたが、ざっとこんな感じですかね。。。
総合的に、私はサミティベでの出産に満足しています日本に里帰りしなくて良かったです。
妊婦検診と出産&入院費のまとめ
妊婦検診 計20回
妊婦検診合計金額 177,991 THB
出産&入院費 115,144 THB
(↑妊婦検診21回目と無痛分娩と促進剤と自然分娩3泊パッケージ代など)
高っっっ
ま、まぁ、リスクあり妊婦でしたから、無事に産めただけで良しとしないとですね
前にブログに書きましたが、健康な妊婦さんなら、検診代は合計80,000THBくらいみたいですので(いや、もっと安いかも?)、私のはあまり参考にしないで下さい
ちなみに、退院時のサンプルやプレゼントはこちら
オムツのサンプルが多かった。2週間前にサミティベで出産した友達は、粉ミルク1缶がもらえたそうですが、私はもらえなかった。。
なんだかんだ、ブログの更新が滞ってる
もっと更新頑張りまーす!