こんにちは!
バンコク在住のママソムリエールです
ここ最近は寝ている時に横を向くと赤ちゃんが苦しいらしく、痛烈なキックを連打され、上向きで寝るしかなく、それもまた苦しくて夜もぐっすり眠れていません
さてさて、「本業=ワイン」と言い切っている私ですが、なぜそんなにのめり込んだのかについて今日はお伝えしたいと思います。
私の父は、私が中学生のころから、ヨーロッパのベルギーに単身赴任をしていました。
母はもともと大学で英語を専攻、第二外国語でスペイン語をしていて語学好き、父は典型的な理系できたので、英語に触れているor興味をもってるそぶりは全くなく、かなり驚きの単身赴任でした
私はというと、中学の部活にあけくれ、そのうち高校受験を目指して頑張らなきゃな~という、ごく普通の生活をしていましたが、父の単身赴任を機に、何度かヨーロッパへ遊びに行くにつれて、なんとなくヨーロッパに興味を持つようになりました。
母が英語とスペイン語だからまた新しい言語を知りたい&父の赴任先のベルギーの公用語がフランス語であったことから、大学は縁あってフランス文学部に入学することになました。
その頃にはすでに父は任期を終えて本帰国していましたが、私はそのフランス文学科の講師が主催する、年1回ほどのフランス旅行に何度か参加して、講師がフランス通の日本人&陽気で女好きなフランス人の引率だったので、ただのツアーと違って、フランス人感覚の視点で旅行できたのがとても面白かったのでした。
卒業旅行もフランス(とイタリア)。
もともと甘い飲み物が苦手だった私。そして生意気にも、高校生の時から香水が好きだった私。
ブドウの果実味はあるにせよ、基本甘くはなく、しかも香水のようにかぎ分けて違いを楽しめるワインは、大学卒業時にはすでに大好きなお酒でした
あと、フランスやヨーロッパを訪れて思ったのは、ワインの歴史の深さ。中世の絵にも描かれていたり、キリスト教の聖書にも登場したり。(私は無宗教ですが)
「ワインは奥深いな~」と思いながらも、大学卒業後は化学系中規模商社に就職します。
職場の雰囲気はとても良く、いわゆる一般職だった私は、残業も少なく、仕事に習い事に充実した毎日を送り、習い事の一つにワインスクールもありました。
ワインの勉強の面白いこと!でもちょっと知ったところでよくわからない!!難しい!!
ここではまだワインを仕事にするとはとうてい思えませんでした。
数年働いたある日、ふと、「大学でフランス文学科を専攻したのに、フランス語話せないな。それに、人生一度きりなのに、このままで良いのかな?」と感じました。
それまでは、よく聞くあたり前の経歴のレールに乗っていたんです。
受験して大学に入って、就職して。。。
このままレールに乗っていると、次は「結婚」でした。
・・・・・・いや、まてよ?
人生一度きりなら、今やってみたいことに飛び込もう!!
そうして、私はフランス留学を決意し、決意してから1年ほどで費用を貯め、どうせならワインの名産地に留学先を絞り、結果、フランスのボルドーへ留学したのでした。
↑留学先へ向かう飛行機内から撮った写真。
期待と不安でいっぱいいっぱいだった
長くなったので続きます