marukosuのブログ
パニックとは、極度に強い不安や
恐怖のことを指します。

パニック発作を起こすと、
強い感情と身体症状が同時に現れます。

特徴的な症状は本当に様々ですが、

心拍数の上昇、発汗、呼吸困難、
吐き気、不安感、めまいなどです。

何しろ書ききれない程沢山あります!


多くの人は一生に一度くらいこの
発作を体験すると言われていますが
その中からパニック障害になる人が出てきます。

パニック発作を何度も繰り返すと、
日常生活に支障をきたします。


パニック障害の患者さんは、身体感覚や心的感覚について
誤った解釈をしていることがあります。

例えば「鼓動が速くなっただけでも心臓発作と思い込む」
といった誤解です。

また、一時的に自分がどこにいるのかわからなくなり、
頭がおかしくなったと思ってしまうこともあります。
しかし救急外来に飛び込んでも
健康上の問題が見られないのです。

パニック障害は、身体症状と気分が刺激し合って
症状が急速に悪化するという悪循環ももたらされます。

自分の心臓が早く打っていることに気付いて
「心臓発作を起こしている」と感じると、
その思考が引き金となって
恐怖と不安に苛まされます。

それが体内のアドレナリンの放出を促すため、
心拍数はさらに上昇する…
といった具合です。

つまり身体感覚に関する思考が、
発作に拍車をかけるということが起きます。

そのような経験を積むと
パニック発作が起きた場所に近づかない、
問題が起こる状況を回避するなど、
行動上の変化も見られるようになります。




 誤った(認知)行動習慣を少しずつ修正し、
正しい(認知)行動習慣を身につけるという方法です。

 広場恐怖で、電車に乗れなくなっている場合は
、無理やり電車に乗るのではなく、
最初は駅の改札口まで行き、
それが緊張なく行えるようになったら、
改札口を通過してみようというように
、段階的に少しずつ不安を克服して、
誤った認知を正しいものへ修正していきます。



 心と体をリラックスさせる方法を身につける訓練です。

 パニック障害では、パニック発作を起こしていない場合でも、
正常者に比べると高い緊張を維持していることがわかっています。

 常にピンと張った糸のようなものですから、
普通なら何でもないことでも緊張が切れて
パニック発作につながります。
ふだんからの緊張度を下げるために、
自律訓練法は非常に重要とされます。
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