ひさびさにステレオを稼働して、Apple musicで、先日拾ったアルゲリッチなどを聴いてみた。
先代の死ぬ時の曲も、友人が教えてくれた別の演奏で、聴いて、新しい死ぬ時の曲をアルゲリッチで聴くが、ステレオで聴くと、なんとなくあっけらかんと?というか、自然そのものである、というか。
そうだな、自然そのもの、あるがまま、ということで、これでいい、と思う。
ステレオを稼働したのは、空気清浄機?というか
謎の品物が届いたこともある。コロナ対策という事で、空気清浄機は、前から検討していた。だが、納得のいく製品は、桁の違う値段だったし、欠品中でもあった。
今回のものは、ん?というもので、単なる空気清浄機というより、いろんな用途がある。その試しの作業もあって、ステレオを稼働したのだが、どうも具合はいい様である。
空気清浄機?というより、お部屋の空気感が、自然のなかの様な感じになる、というか、どうやら当たりの品物の様である。
一息ついて、将棋をみると、あれ?っという感じで、渡辺さんどうしたのか?藤井七段の方がよくなっている。
さっき棋譜も出ていたので、いろいろ考えたが、評価値はともかく、藤井七段の方がいいタイミングで指したい手を指している、というか。評価値的には分からないのだが、やはり途中から藤井七段が指しやすくなっている。
結局、藤井七段が勝って、棋聖戦を制した。
感想戦も終わって、記者会見があるが、どうもあの記者会見というのは苦手である。藤井さんで食っていこうとする、大勢の記者の、作法も教養もない言葉に、辛いものがある。品がないのである。
若い頃から、こんなの相手にしないといけないんだから、疲れるよなー、と思うし、同席した師匠は、全ての人に感謝と教えていたそうだし、藤井さんも、師匠も大変だと思う。
変な大人や、ヤバい女につかまらなければいいなー、と思いつつ、天才やってるのは大変だと思う。
いまどきは、品のある人を見ることが少ないというか、希少価値になっているというか、今さえ、カネさえ、自分さえ、なのだから、世の中が末期的なのは、仕方ないとさえ思う。
まずは自分の死までの過程をどうするか、という事で、あとは知らない。
アルゲリッチの音源をシステムで聴けたし、渡辺さんと藤井さんの矢倉を見れたし、空気清浄機は良さそうだし、淡々と過ごせた。
それで充分である。