知るのが遅かった、大ショックの演説 | 巡礼者のブログ

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 自民党のボロ勝ち、というのは、オレには全く理解できない感覚なのだが、それについては、もう言わなくとも、何が起こるかは、多くの人が分かっている筈だ。分かっていても、目先のことで投票してしまう、というのが、いまの日本人の怖いところ。


 だうが、オレには、もっと恐ろしい画像を発見した。ここに貼れるかどうか分からないが、あとでやってみる。


 それは、今月十六日の新宿西口での、みどりの風、の候補であった、元・双葉町の町長さんだった、井戸川さんの演説である。チェックできていなかった。


 双葉町とは、もちろん、福島の原発の被害をモロに被ったところである。そこで、国政に打ってでなければ、福島の人たちを守ることができない、という気持ちでの立候補だったに違いない。


 ここで言われていることの、大ショック、というか、やっぱりあったか、というのが、「3.11は、八日前の三月三日には、予測されていたのだが、政府と電力会社がその情報握りつぶした」という発言である。


 いままで、3.11については、いろいろな怪情報があった。HAARPである、とか、三号機は、イスラエルによるテロだとか、掘削船「ちきゅう」とか、人工的な要素の話が多かった。


 だが、今回の井戸川さんの発言は、どうもその様には受け取れなかった。何か、大きな変化を例えば文科省がつかんでいた、という様なことがあったのか?彼の発言は、「八日前に分かっていたのに」という爆弾発言であったのだが、その情報の出所が分からないのだ。


 これは、当事者も当事者であるだけに、ただのヨタ話として聴く気にはなれない。少なくとも、福島の人たちの気持ちと今後をしょって、命をかけて、演説しているわけであるから、オレにとってはショックであった。


 今のところ、あとのことは何も分からない。


 ただ、オレとしては、みどりの風を軽視していたことは確かである。ある候補が、何度か、オレのところにきていたので、読ませて頂いたが、何ともTPPに対する感覚が薄い、というか、当事者意識がない、というか、勉強をしていない、危機感が薄い、という感じで、「ここはダメだな」と、オレは投票の対象から外してしまった。


 井戸川さんにしても、比例で八千票くらいだったらしい。


 彼が当選していれば、その八日前に何があったのか、知ることが可能だったかもしれない。マスコミからは無理かもしれないが。


 3.11に関しては、オレもいろいろ情報をもらったり、集めたりしていた訳だが、それとはレヴェルが違う。この前、福島原発の責任者が死んでしまい、口封じがされた訳だが、被害者の側の代表者のことばは、ひょっとしたら、今後聴くことはないのかもしれない。それを思うと、今回の落選、というのは、非常に痛い。


 オレは、ただ、真実が知りたいだけの話である。以下の演説は凝縮度が高い。単なる訴えだけではなく、もし民主主義というものの意味があるとしたら、その最期の抵抗に、オレには見えてしまう。敢えて紹介したい。


 http://www.youtube.com/watch?v=kNGH17igez8