きのうはちょっと重い内容を書いたが、きょうは煙草依存についての作戦を書いてみたい。
今は、セドナメソッドとホ・オポノポノという方法を組み合わせて対策を実験しているが、その前にやれそうなことがあると思う。
自分の場合は、煙草というとパイプ煙草か葉巻なので、紙巻き~つまり、普通の意味での煙草の吸い方の改良について考えてみたい。
煙草の依存、というのが、自分の周りには本質的に少ないと思う。
煙草依存の場合、煙草が旨くて吸っているということがナイ、というのが特徴と思われる。依存の程度が危ない、と懸念されるのは、タバコならなんでもいい、と吸っている場合と、このタバコがないとヤバイ、と思っている人の場合が危ないと思う。
そこまで行っていない人でも、禁煙したいとか、量を減らしたい、という向きの方は多いと思う。特にタバコの値段が上がってからは、懐具合の関係から、禁煙したい、という人が増えている様である。
それでは、作戦を幾つか挙げてみる。方針としては、「たばこを楽しめる環境づくり」と「全体のたばこの量を減らす」ための作戦を考えてみる。ハードな禁煙とは違う方法である。
まず、「タバコを趣味にする」ということから考えたい。それは、同時に、金銭的な問題の解決にも繋がる。
個人的におすすめしたいのが、パックになって売っている、出来合いのタバコをやめて、「手巻きタバコ」に切り替えることをおすすめしたい。
実は、すでに手巻きタバコは流行っている。自分の手で、刻みタバコと、紙を買う(かなりの場合、刻みタバコを買うと、紙はセットになって付いてくる)。
それから、巻くには、簡単な道具があった方がいい。手巻きタバコ製造器である。金額的には、700円もかからない。なくさない・壊さない限りは、それでずっと使える道具で、手入れもいらない。
紙巻きと、手巻きはどう違うかというと、吸うためには、自分で一本一本巻かないといけない。
だが、これが不思議なことに、楽しみになる。あるいは、コミュニケーションのためのきっかけとなる。つまり、自分の在り方や気分をあまり考えないで吸う、ということが減り、他人との関わり方も違ってくるのである。
有名な症例だが、タバコをやめられない、という人に対して、ある有名な医師が処方した言葉、というか対策は、「カートン単位で買うのをやめたら」というものである。
この症例では、非常に効果を発揮した。
自分が提案したいのは、もっと積極的に、「タバコを吸うには、一本づつ巻く必要がある」手巻きタバコにすることである。
手巻きタバコは、種類も豊富だ。だが、今のところは、都市部でしか入手は難しいかもしれない。だから、これは、主に都市部の人に対する提案である。
種類も豊富だし、今のところ、経験者が少ない。そうすると、慣れとか、工夫とかが必要になってくるし、それができると、趣味になってくる。タバコを手にすること自体が楽しみになり、また、教えを請う人たちが周囲に生まれる。
そして、周囲の一部の人が始める様になると、友達・知り合いが増える訳である。そこで、銘柄や自分なりのやり方を情報交換する。つまり、コミュニケーションが増えるし、豊かになる。
ただ、タバコを、一人になるための道具として使っている人には、お家でまとめて巻いて、タバコ入れに蓄えて持ち歩くことをおすすめする。タバコ入れもまた、種類もあるし、趣味性の世界である。
それから、手巻きタバコの場合、一本あたりの量が減るのである。それでは満足できない、という向きは、大きいサイズの紙を買って、それで巻けばよい。
手巻きタバコの場合、フィルターを入れることもできるが、入れない人の方が多い様だ。缶ピースの様に両切りにしたまま吸う。そうすると、タバコ本来の味が楽しめる。
特に軽いタバコを吸っておられる方には、手巻きで両切りの場合、一本でも満足度が違うと思う。満足度が違う、ということは、これがまた、タバコを楽しみに変えることができるし、また、チェーンスモークを避けられる可能性に繋がる。
それから、手巻きにした場合、これはパイプタバコや葉巻と同じことであるが、時間と場所を設定して吸うことになる。となると、むやみやたらには吸わなくなる。
あるいは、更には、相手を設定して吸うことにも繋がる。これが楽しみになる。
とりあえず、紙巻きタバコを減らしたいと思っておいでの方には、手巻きをお勧めしたい。なかなか粋な趣味であることは間違いない。
最後に、手巻きタバコの巻き方や種類についての情報があるページの在処を貼り付けておきたい。以下である。
こちらは動画。http://www.youtube.com/watch?v=WywZqyGjxsE 柘製作所(つげせいさくじょ)というパイプで有名な会社の作った動画だけあって、気が利いている。やはり動画でないと、具体的なやり方は分らないかもしれない。
もちろん、扱っているタバコ屋さんなら、実演で教えてくれる。
次に銘柄の紹介である。これ以外にも多くの銘柄がある。http://www.lsando.com/handrolltobacco/index.htm
1パックの量は銘柄によって、それぞれであるし、その人によって、巻く葉っぱの量も違うので、いちがいに、消費量については言えない。だが、紙巻きより、手巻きの方が、ずっとコストがかからなくなる。