『RENT(レント)』来日公演2018

8月1日(水)

18:30開場/19:00開演

東急シアターオーブ

S席1階2列 13,000円

 

私が愛して止まない「RENT」、2年ぶりの来日公演初日!

ですが、「エビータ」から中2日、カンパニーも2日前(?)に来たばかりで公演期間もたったの12日間。

リハは?体調は??準備ちゃんとできてる!?

 

前回の20周年記念公演と違って、今回はなんだか無理やりねじ込んだようなやっつけ感がするのは私だけ??

そして今回も若くてフレッシュなキャストなのはいいけど、あんまりキャリアもなさそうで正直不安しかない。。

 

とはいえ、「RENT」は自分にとって不動のナンバー1ミュージカル。

座席も2列目センターブロックという最高の席で、「Tune Up」がかかると全身に力が入るし、「RENT」では思わず呼吸を忘れてしまう。

あーまたこの時間が動き出す!!

 

ただ今回は席が近くて見えすぎたというか、「RENT」についてはどうしてもオリキャスのアダム・パスカルとアンソニー・ラップが好きすぎて二人の影を探してしまい、顔の表情一つ取ってもどうしても比べてしまうので見えすぎると余計。。

 

まずはマーク。

「La Vie Boheme」の動きはわりとアンソニーっぽい。

顔が「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(映画版)」のリック・モラニスに似てるなーと思っていたら、後で舞台版の「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」に出ていたと知って、ものすごい納得。

悪くはないけど、末っ子っぽくて良くも悪くもそんなに印象に残らないマーク。

 

ロジャーは、声はいいけどちょっと臆病すぎるロジャー。

それに比べてパンチパーマ(?)のようなベリーショートであんまり女性っぽさを感じさせないミミ。

前回同様ラブラブというよりはミミに振り回されて翻弄されているロジャーという感じで、この二人のバランスって本当に難しいんだなと思うと2009年の来日キャストがいかに素晴らしかったかをまた思い知らされる。。

ちなみにミミがベリーショートなので「Out Tonight」で髪をほどいてキラキラを振りまくシーンも胸元(?)から出して手で撒くという新しい手法。

そして「Another Day」ではロジャーが葛藤のあまり思わずミミに抱きついてしまうし、「Good Bye Love」では震えながら逃げていっちゃうどこまでも小心者のロジャー。

 

エンジェルは、女装より男性の姿の時のほうがかわいい感じ。

「Today 4 U」の登場ではもちろん盛大な拍手が起こったけど、自らだいぶ長めに欲しがってたw

前回のエンジェルはこの曲で息切れしちゃってたけど、今回はそんなこともなく歌もダンスもそつなくこなすエンジェル。
コリンズとのコンビもかわいくて、この中でいちばんいいカップル。
そのコリンズは歌もすごく上手くて「I’ll Cover You(リプライズ)」では思わず号泣。

でもコリンズとベニーのビジュアルがかぶりすぎていて髪型だけ見ると見分けがつかないような…

 

ジョアンヌは美人で歌も上手いんだけど、癖なのか口を曲げる仕草がすごい気になってしまった。
モーリーンはパンチがあって、パフォーマンスシーンもはっちゃけてる。
ただ声のトーンが今まで見た人たちとは少し違う気がしたんだけど??


正直、今回のカンパニーにシアターオーブはちょっと大きすぎるかな。
モーリーン登場前の「Christmas Bells」のアンサンブルとか音がバラバラで弱く感じたし、全体的に少しこじんまりして見えた。

そしてラスト「Finale B」でリハ風景(?)のような映像を流していたんだけど、急に現実??

いつもそんな映像だったっけ???

 

とここまで不満ばかり書いているように見えますが、それもこれも「RENT」が好きすぎるあまり。

また次に観れるのがいつか分からないと思うと、この時間を共有できることは本当にうれしいし、キャストの「RENT」愛は充分伝わってきた。

 

あーでももう一度、アンソニマークーとアダムロジャーに会いたーい。。

 

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