「DEAR EVAN HANSEN」
14:00~ MUSIC BOX THEATRE
ORCHO C10 $159
この日立ち見まで出ていて月曜に観た時よりも客席の熱量はかなり高め。
そして前回観た時は下手端側で結構見切れていたのですが今日は上手側、しかもステージ近めで結構見やすい!
今回こちらの作品に限らず「Late Seating Policy」のある作品が多く、「IN TRANSIT」や「THE GREAT COMET」も遅れての入場に規制がありますが確かにこの2作品は会場の構造上公演中の入場は難しいというのが実際に行くとよく分かるのだけど、この作品に関しては正直そこまで厳しくしなくても支障がないように思うけど・・・それだけ作品に集中してほしいという作り手の想いなのかな。
事実この作品はブロードウェイとは思えないくらい観劇マナーがものすごく良かった。
(でも前回3月と比べて今回観た新作はどれも観劇環境がよかったように思う。この時期に新作を観る観客は意識が高いということなのか??)
それにしてもこの作品を観に来ている人たちは観劇スキルがほんとに高そうで、開演前から見知らぬお隣さん同士この作品の話題で盛り上がったりと期待値がとにかく高いのが伝わってきた。
それは冒頭のEvan役BEN PLATT登場の時でもよく分かるのだけど、出てきただけでものすごい歓声。
ということで前回よく分からなかったところも今回は理解できたり、前回見逃していた演出もちゃんと見ることができました。
そして今回もEvanの友達Jared役のWILL ROLANDくんに釘付けでもうハート鷲掴み状態。
このキャラクターがめちゃくちゃいいのだけど、SDでも役柄まんまで「素なの?」って思うほど。
それからEvanのお母さん役で「PIPPIN」リバイバル版キャサリンのオリキャス、RACHEL BAY JONES。
正直「PIPPIN」の時、オリキャスの中で彼女だけあまり好みではなかったのだけど、今回は等身大な感じですごくよかった。
彼女がメインで歌う「Good for You」は内に秘めた感情が爆発する感じがヒリヒリして観劇後もしばらく脳内再生が止まらなかった。
ほんと楽曲といい、キャストといい、派手ではないけど秀逸な作品。
【あらすじ】
こちらのサイトにあらすじがありましたので貼らせて頂きます。
17歳で不器用で友達のいないエバンは、一匹狼タイプでやはり社会に馴染めないコナーにアプローチするが、気味悪がられてしまう。
ある日、突然コナーは自殺してしまう。
コナーの両親は、エバンが自分宛に書いた手紙が、コナーがエバンに宛てた手紙だと勘違いして「息子にも友達がいたのだ」と、エバンを家に呼んで、彼を息子のように暖かく受け入れる。コナーの自殺は学校でも大きく同情を呼ぶニュースになったが、ソーシャルメディアでその親友だったと発表されたエバンは、一躍有名になる。
社会は自分の存在に全く気がつかないとずっと感じていたエバンは、突然、誰もが知りたく近づきたい存在になったが・・・
ナイスキャラのWILLくん
モデルさんみたいにきれいな顔のコナー役MIKEくん
EVANお母さん役RACHEL