「THE KING AND I(王様と私)」
15:00~ VIVIAN BEAUMONT THEATER (AT LINCOLN CENTER)
ORCH C101 $129
今回最初の観劇は期間限定で戻ってきたケンワタナベの「KING & I」。
しかも最前列!
それなのに、時差ボケで二度寝してしまい起きたら14:30!?
夫の「大変!」という言葉で目が覚め、思わず絶叫!
今日の舞台は15時から。
しかもホテルからリンカーンセンターまでは結構な距離でまともに行ったら全然間に合わない。。
すごい勢いで仕度してタクシーで移動。
到着したのは開演から20分ほど経った3時半前。
エントランスにはすでにKING渡辺謙の声が響いていて、焦りながらもとりあえずアンダーじゃないことに安心。
席に案内された時にはトニー賞主演女優賞のケリー・オハラが文字どおり目の前の位置で演技中。
この劇場は舞台の高さがそこまで高くないので最前列は本当に舞台の近く。
それなのに遅刻ってキャストにも周りの観客の人にもほんとに申し訳ない。。。
ちなみにこの劇場に来るのは「ウォー・ホース」以来2回目。
傾斜もしっかりしていてBWの中では比較的足元の間隔もちゃんとあるのでどの席からも見やすいし、何より観劇マナーがちゃんとしている感じがする。
そしてこちらもBWでは珍しい首が痛くならない最前列は本当におすすめ!
謙さんの歌は正直うまくはないけど、歌の中にセリフがあるのではなくセリフにリズムが付いている感じ。
演技はちょっと過剰にみえるけど、なによりオーラと存在感が抜群でそこにいるだけで王と分かる。
そして日本人の観客は思ったより少なめなのにそれ以外の観客にしっかり笑いを取っていました。
正直最初は(演技が)過剰すぎて笑わせているのではなく笑われてるいのでは?とちょっと疑ってしまったけど、「Shall we dance」で自然と手拍子が起こった時は「ここは日本か!?」と思うほど一体感があり、改めて渡辺謙すげぇと感動。
念願のケリーの生歌も間近で聞けてとにかく満足。
ただ一点、トニー賞授賞のRuthie Ann Milesがお休みだったのがちょっと残念。
トニー賞の候補及び受賞オリキャス3人で観たかったなという贅沢な思いはあるけど、ふたり揃って観れただけでもラッキーと思わねば。
【SD】
折角なのでケンワタナベに一目会いたいとSDに行くと見たことある人が目の前を横切る。
・・・え、もしかしてリン(by「Hamilton」)!?
ほんとに本人?似た人??と自分の中で一瞬パニックになるも出口付近で他の人が声をかけて写真を撮っていたので、ちゃっかり便乗。
気づいていたのは私たち含め3組くらいでほんとにラッキー。
去り際に「火曜日にHamilton行きます」と伝えるとめっちゃ笑顔で応えてくれて、初日からうれしすぎる。