『何かがおかしい日本語』は4つに分類して解説しており、勘違い、読み違いなど「おかしい」
の実に多くの言葉・単語・文章を収集しており、読んでいても納得のいくものばかりだ。
1、おかしい読み方の日本語()内が正しい読み方
・恬淡(てんたん)・伝馬船(てんません)・古文書(こもんじょ)・一足飛び(いっそくとび)
・名跡(みょうせき)・既存(きそん)・外郎(ういろう)・心太(ところてん)
2、表記がおかしい日本語(誤解や間違えやすい単語・文章 ⇒が正しい)
・対象vs対照・舌先vs口先・愛嬌vs愛想・泡立つvs粟立つ・後世vs後生・通り一遍vs一辺倒
・女手一つvs一人・恨みを晴らすvs果たす・失敗は成功の母vs発明・孤立無縁vs無援
・押しも押されぬ→押しも押されもせぬ・孫にも衣装→馬子にも衣装
・責任転化→責任転嫁・噂をすれば陰→噂をすれば影・青色吐息→青息吐息
・崖っ淵→崖っぷち・絶対絶命→絶体絶命・気真面目→生真面目
3、意味がおかしい日本語()内が正しい意味
・役不足(人の力量に比べ役目が軽い)・世間ずれ(ずる賢い)
・味もそっきもない(食物の味を評価する言葉ではない)
・他山の石(他人の誤りを自分を磨く助けにする)・気のおける(気を使わず付き合える仲)
・目から火が出た→顔から火が出た・二つ返事(すぐに気持ちよく引き受ける)
・ジンクス(良いことの前兆には使わない)・おざなり(いい加減vsなおざりは何も対応しない)
・さわり(重要な点や印象深いところを指す)
・忸怩たるおもい(恥ずかしく落ち着かない気持ちvsもどかしい)
・情けは人のためにならず(人助けはいつか自分に帰ってくるvs同情は相手のためにならない)
4. 何かがおかしい敬語・言葉遣い(→が正しい文章)
・この電車はご乗車できません→ご利用できません
・お客様がおいでになられる頃だから→おいでになる
・先生のおっしゃられること→おっしゃること
・伺わせていただきます→伺います
・お名前を頂戴してもよろしいでしょうか→教えていただけますか


