天才的センスの良さが劇団、アナウンサー、TV/映画などあらゆる場面に見られた森繁久弥。この書は日記のようにその日の出会い、想いなど面白い視点から森繁が記述した人生論だ。時代的に劣化した事柄も多いが、現代でも「なるほど」「そう言う見方もあるのか」が伝わる。
・花嫁とは「片付く」、朝起きてから寝るまで始終片付け、歳をとって最後に自分で片付ける
・花婿とは「荷台のある自転車」、止まれば転倒する、荷物に嫁が乗れば後ろから監視される
・癖とは「5日間」続けば習慣となる人間の癖は面白い
・「だいこん」」役者とは主役を引き立て、邪魔せず、花を添える意味(料理でも同じ)
・「禁煙、酒、女もやめました」と言う患者に医者曰く「何が面白くて生きているのか」と聞く
・男と女:男は女を愛し、惚れ、燃え、逃げられ泣く。女は男を好きという、尽くし、金を掴み、疑ってさよならした
・チューイングガム:チューイングガム女(l噛めば噛むほ絡みつく)そのままでは引っ付かない
・「手洗い」は用を済ます前に洗うことが順序・最初に汚い手で触ることがおかしい
・人の悪口を聞く場所:大便に籠り聞く
・勝負の呼吸とは、吐く時が力強い、だから相手が息を吸う時に攻める
・酒と女、男も女も酒飲みは匂いのあるものを好む、くさや、チーズ、銀杏、塩辛、アンチョビ
・下手ほど使う適言葉:「やっぱり」「やはり」「なお」「~もまた」「したがって」「極めて」
・日本人はBUTが多い:「良いと思います、しかし~」外国人から見ると「しかし」は不思議


