『何かがおかしい日本語』は4つに分類して解説しており、勘違い、読み違いなど「おかしい」

の実に多くの言葉・単語・文章を収集しており、読んでいても納得のいくものばかりだ。

1、おかしい読み方の日本語()内が正しい読み方

・恬淡(てんたん)・伝馬船(てんません)・古文書(こもんじょ)・一足飛び(いっそくとび)

・名跡(みょうせき)・既存(きそん)・外郎(ういろう)・心太(ところてん)

2、表記がおかしい日本語(誤解や間違えやすい単語・文章 ⇒が正しい)

・対象vs対照・舌先vs口先・愛嬌vs愛想・泡立つvs粟立つ・後世vs後生・通り一遍vs一辺倒

・女手一つvs一人・恨みを晴らすvs果たす・失敗は成功の母vs発明・孤立無縁vs無援

・押しも押されぬ→押しも押されもせぬ・孫にも衣装→馬子にも衣装

・責任転化→責任転嫁・噂をすれば陰→噂をすれば影・青色吐息→青息吐息

・崖っ淵→崖っぷち・絶対絶命→絶体絶命・気真面目→生真面目

3、意味がおかしい日本語()内が正しい意味

・役不足(人の力量に比べ役目が軽い)・世間ずれ(ずる賢い)

・味もそっきもない(食物の味を評価する言葉ではない)

・他山の石(他人の誤りを自分を磨く助けにする)・気のおける(気を使わず付き合える仲)

・目から火が出た→顔から火が出た・二つ返事(すぐに気持ちよく引き受ける)

・ジンクス(良いことの前兆には使わない)・おざなり(いい加減vsなおざりは何も対応しない)

・さわり(重要な点や印象深いところを指す)

・忸怩たるおもい(恥ずかしく落ち着かない気持ちvsもどかしい)

・情けは人のためにならず(人助けはいつか自分に帰ってくるvs同情は相手のためにならない)

4. 何かがおかしい敬語・言葉遣い(→が正しい文章)

・この電車はご乗車できません→ご利用できません

・お客様がおいでになられる頃だから→おいでになる

・先生のおっしゃられること→おっしゃること

・伺わせていただきます→伺います

・お名前を頂戴してもよろしいでしょうか→教えていただけますか

「クリエイティブ・ジャンプ」とは課題を鮮やかに解決する非連続な思考法「非連続的な思考」から生まれる発想。「渇き」と「夢」、「現状」から「理想」への発想は「見立」「見極め」「仕立てる」事である、と言う。その思考を5つの概念で提唱している。

「既存の概念にとらわれず、今あるアセット(資産・資源)の本質を掘り下げて、新たな価値へと再定義する」、「空気感を敏感に察知し、言葉として解釈・表現する」、「無意識の欲求や、行動の背景を徹底的に観察・分析」、「異質な物との掛け合わせ」、「顧客が思わず誰かに伝えたくなるような仕掛け言葉のデザイン」と言う流れだ。提案は4つの視点(経営者、消費者、メディア、業界・市場の目)で死角を消す検証をすべきで、発信にはフォローワーを如何に魅力的に説得できるか「どう発信するか」ではなく「どう発信してもらうか」に繋げている。

幼馴染が大人になり地位格差(群方vs家老)で心を揺るがせる。それは「主命である。否やは許されぬ」と大人の醜い戦いから父親を刺殺された息子と、藩主の贅沢三昧生活の犠牲で母を亡くした息子同士の「忠義と情」の葛藤となる時代小説だ。時代は悪事に偏った主命であろうが家臣とし全うしなければならない「君主への忠義」優先なのだ現代で言う「どうしようもない上司の命令」を誰も止めようともせず悔しさと我慢を虐げれらる部下の様と似ているかもしれない。またその上司も己の心意を殺しその上役の命令に従うしかない。背くことは左遷、もしくは降格、転籍されるのは世の常である。よってこれからの組織は「良い上司」を選び、仕える事が出世に繋がり、業績もよくなるはずだ。出なければ早々に退職した方が良い時代となった。 本書で気になる言葉は:「銀漢声無く玉盤を転ず」(楽しいことは永久には続かない)「人も花も同じで生まれ持ったものは尊いがそれを美しくする為には自ずを切らなければならない。花は鋏を入れるが、人は勉学や武術で鍛錬して自分の心を美しくするのだ」「武士は恨みで刀を抜かぬ、義によって斬る」「有限を持って無窮を追う事なかれ。限りある身で永遠を求める事など愚かなことだ。限りがるからこそ命は尊いものかもしれん」