諦めないということ | ワーキングマザーときどき麻雀

ワーキングマザーときどき麻雀

趣味の麻雀のこと、仕事のこと、40代になってから生んだ2人の子どものことなどを書いてます

ここ数年続いていた、自分の課題と向き合う状態が、やっと終わりました。

課題とは、他責志向とか協調性のなさで、思えば私は生まれつきこの要素が強かった気がします。

幼稚園のときにはすでに、仲のいい友達もいるけどトラブルも多いタイプだったもんね。

そこにモラハラの父、対人調整や課題分析といったスキルのない母、モラハラ父の被害者意識のかたまりの兄という、

書いててげんなりするような家庭環境が、私が自分の課題を自覚するチャンスを作らなかったんですよね。

私は問題ありなんだけど家族はもっと・・なので、家庭内では相対的に私がまともな人になってしまい、

そのまま大人になってしまいました。それがいかに恐ろしいことか。

 

でも50を過ぎた今さらとはいえ、私が軌道修正できたのは、一番大きいのは性格的に人と関わるのが好きだったから。

好きなことがうまくいかなければ、何とかしようと思うわけで。他人がいる世界で生きるのをあきらめなかったのが奏功したと思います。

二つ目は新卒で就職したらすぐ実家を離れたから。これも大きかった。母はいまだに私が実家と距離を置いてるのが不満そうですが、自分の人生が大事なんですいません。

三つ目は今の会社に転職したから。協調性と従順さこそが重要な典型的な日本の大企業に転職して、それまで関わらなかった種類の人と毎日一緒にいることで、自分のいびつさを目の当たりにしました。

 

そうして自分なりにもがき続けて5年。
やっと職場でもプライベートでも、みんなで仲良くする(自分起点でコミュニケーションを取りつつ、距離感を判断したり自分の役割を考えたりしてトラブルを起こさないようにする)ことができるようになりました笑

人間関係がよくなると仕事も回るもので、私はこの会社で初めてのグローバル人材育成研修を設計段階から主担当者として進めていたんですが、昨日やっと、実施にめどをつけられました。

相手のいいところを生かそうという姿勢で関わった方が結局成果が出やすくて、論破って下策中の下策だよなーとか、

リーダーってほんとに大事だよなーとか、毎日そんなことを思います。

ヒューマンスキル面での自身の課題を解決しないことにはせっかく資格をとっても生かせないと思い、最近は一人で勉強するより会社の仕事を進めるのを優先してました。でも一つ区切りがついたようなので、改めてしっかり資格取得もしていきたいと思います!

そう、もう一つ諦めなかったことがあります。ダイエットです。
40歳を過ぎてから体重が増え続けるので、食べる量を減らしたり運動したりを10年続けて、学生時代+1~2キロ(身長マイナス110)にキープできようになりました。

先のコミュニケーションの話もそうですが、自分にとっての「普通」を変えるのって時間がかかると思います。

これぐらい食べるのは普通だろう、こういうことを言ったりやったりはみんなやってるし普通のことだろう、と自然に思っているのを「私の普通は普通ではない」と自覚するのに、5年なり10年なりかかったということなんでしょうね。
諦めないって大事です。