東京北区王子に、装束稲荷(しょうぞくいなり)があります。
地下鉄・JRの王子駅から、徒歩10分かからないと思います。
こちらの神社を知ったのは、王子稲荷神社に参拝した際に、大晦日夜から元旦にかけて、王子 狐の行列 があるという貼り紙を見たからです。
浮世絵師 歌川広重
「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」
昔、毎年大晦日になると、関東一円の狐がこの榎のもとに集まり装束を整え、王子稲荷神社に参拝したという言い伝えがあったそうです。
大晦日に、かがり火年越しが行われ、除夜の鐘を合図に狐の装束を着、狐の化粧やお面を着けた人達が灯りをかざし、装束稲荷を出発し王子稲荷神社まで練り歩く行事だそうです。
想像しただけで、ワクワクしまくるのですが、なにせ行列出発が 0:00で 1:30終了の行事です。
電車が動いてないのです。今年は無理ですが、いつか見に行こうと思っています。
いつもの如く近々ですが、今夜開催される行事です。
装束稲荷神社です。
装束榎の碑。
こじんまりとした、趣のある神社です。御朱印は神社前の器のヤマワ屋さんで頂けるようです。
地元の方でしょうか。結構参拝される方がいらっしゃいました。
戦時中の空襲の際、お社の間近まで延焼して来たそうですが、この装束稲荷を境にピタリと延焼は止まり付近一帯を火難から救われたそうです。
近くに、王子稲荷神社や王子神社(東京十社の一社)があります。