施設に入所されている方々、
誰もが一度は思った事があると思われる
『家に帰りたい‼️』
Tさん(71歳、男性、要介護5、頚椎損傷)
右手は動かせるので食事は自力摂取可能。
首から下は動かすことが出来ない。
認知機能は問題なし。
たしか昨年の11月頃に入所された。
毎日妻が面会に来ていた。
朝8時30分に来て、午後3時頃に妻が帰る。
腎機能がかなり悪く、透析の一歩手前と言われていた。
常時全身に痒みがあり、櫛で頭や上半身を掻いている。
端から見ても痛痒そうだ。
妻は毎日マッサージをしたり、身体を掻いてあげたりしていた。
毎日の面会が日常になっていた。
コロナウイルスが流行して、一切面会禁止とした。
何かと世話をしてくれた妻がいないため、
日常生活が一変した。
食事、入浴、排泄介助以外での職員の関わりはほぼ無し。
今まで妻の支えがあってここまでこれた様にも見える。
糖尿病、腎機能悪化で楽しみのおやつも制限された。
段々と精神的にも限界が来ていた。
Drの了承をもらい、週一回の短時間の面会を許可した。
だが、短時間で済む訳がなく、色々要求して30分以上は滞在。
妻は時々注意されていた。
元々Tさんは昼夜逆転傾向で、夜になるとコールが頻回。
Tさんも精神的に限界だが、夜勤職員も同じだった。
夜中に大声で叫ぶこともしばしばあった。
朝方4時に妻に電話したり…
妻も異常さを感じ『在宅介護』を考え始めていた。
末期ともとれるような検査データ
『まだやり残した事もある。家に帰りたい。』
そう言っていた。
限界が来る前に在宅へ帰すべきだったのでは?
やっぱり普段からコミュニケーションを取り、
『望む生活』に近づけるような支援をするのが
相談員の役割だと思う。