「原宿」を散歩していたら、
ふと【Z旗】のことを思い出して「東郷神社」へ・・・。
今どき【Z】といえば「水木一郎」か「ももクロ」ですが、
明治の日露戦争の時代には
誰がなんと言っても「東郷平八郎」でしょ~!
写真のラスタカラー(ラスタカラーは赤・黄色・緑の三色ですが・・・)に似た【旗】が
船の通信で使われる“国際信号旗”の【Z旗】で、
デザインと色が違う【A旗】から始まる26種類の【旗】の一つ。
それぞれの【旗】は意味をもち、
例えば【C旗:イエス!】【D旗:注意せよ!】【N旗:ノー!】【V旗:援助を求める!】などで、
【Z旗】の意味は【本船はタグボートを求める!】です。
しかし「東郷平八郎」は“ロシア・バルチック艦隊”との“日本海海戦”にあたり、
【Z】がアルファベットの最後の文字にあたることから
「ここで負けると後がない」という本来と異なる意味で
連合艦隊旗艦・戦艦「三笠」のマストに【Z旗】を掲げ、
完全勝利をおさめたという有名な話が伝えられています。
「東郷平八郎」を祀るために
昭和15年にできた「東郷神社」では、
境内のいたるところでこの【Z旗】を見る事ができます。
必勝の受験生に特に人気があるという
“お守り(勝守)”もこの【Z旗】のデザインで、
格好良くて効き目もありそう~!
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